I3研究所、4K映像クリエーション技術「ICC」を開発


ICC LSI

 アイキューブド研究所(I3研究所)は、1,920×1,080ドットのHD信号から3,840×2,160ドットの4K映像を創造する映像クリエーション技術「ICC(Integrated Cognitive Creation)」を開発した。

 人間が現実の風景や被写体を直接見た際に発生する「認知」の働きと同等の体験を映像視聴時に得られることをコンセプトに開発。解像感やノイズの低減でだけでなく、遠近感や立体感、質感などを、自然界により近い形で認知させるという。

 今回、フルHD映像を4Kにアップコンバートするとともに、ICC技術による映像創造を行なうLSIを開発。大型ディスプレイ向け技術として提案していく。


ICCの開発コンセプト

(2011年 5月 13日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]