ドコモ、「P-07C」など新スマートフォンでワンセグ強化

-9モデル中5モデルがワンセグ。MEDIASは防水に


P-07C

 NTTドコモは、スマートフォン9モデルを含む夏モデル24製品を発表した。

 スマートフォンでは、ワンセグ対応モデルが9モデル中5モデルに増加した。別記事で紹介している「Xperia acro SO-02C」と、「GALAXY S II SC-02C」のほか、パナソニック モバイルコミュニケーションズの「P-07C」とNEC製「MEDIAS WP N-06C」が7~8月に発売、シャープ製「AQUOS PHONE SH-12C」は5月20日に発売する。



■ P-07C

 パナソニックモバイルコミュニケーションズ初のAndroidスマートフォンで、Android 2.3を搭載。ディスプレイは、4.3型/854×480ドットで、ワンセグやFlashなどを楽しめる。カラーはBlackとWhiteの2色。

BlackWhite背面

 グラデーションレイヤーとやわらかなスラントデザイン、持ちやすいラウンドフォルムなどが特徴の「グランスデザイン」を採用。ホーム画面やキーパットなどもデコレーションして楽しめ、片手でメニュー操作を行なえる「タッチスピードセレクター」や、手の大きさなどにあわせて、キーバッドの位置やサイズを変更できる「フィットキー」など、タッチ操作のためのカスタム機能を充実させている。

 カメラは510万画素CMOS。ワンセグや赤外線通信に対応。ただし、おサイフケータイには非対応となる。省電力機能「エコナビ」もアプリとして搭載。使用時間を約8%アップできるほか、あらかじめ設定した電池残量になるとecoモードに切り替える「オートecoモード」、液晶OFF時のアプリ動作を抑止する「タスク管理」などの機能を搭載する。

 BluetoothやIEEE 802.11b/gの無線LANに対応。最大5台までのテザリングもサポートする。mixiやTwitter、FacebookなどのSNSの更新情報や、ぐるなび、ウェザーニュース、乗り換え案内などの情報サービスを1つのアプリで管理できる「Future Plus」も搭載する。

 外形寸法は128×67×14mm(縦×横 ×厚さ)、重量は140g。外部メモリはmicroSD/SDHCに対応。3G利用時の連続待受時間は約340時間。


■ MEDIAS WP N-06C

 NECカシオモバイル製のAndroid 2.3スマートフォン。3月発売の「MEDIAS N-04C」の主要機能や薄型のデザインを踏襲しながら、防水/防滴仕様とした。ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信も対応する。カラーはChampagne GoldとPremium Rose、amadana Brownの3色。

Champagne GoldPremium Roseamadana Brown
厚みは7.9mm防水対応に

 IPX5/7相当の防水/防滴性能を確保しながら、7.9mmという薄型デザインを実現した点が特徴。約4型/854×480ドットのタッチ液晶を採用する。カメラは510万画素で、720pの動画撮影にも対応。起動から撮影までが速い「瞬撮」機能に対応する。

 かな入力やQWERTYキー入力に加え、2種類のフリック入力、T9入力の5種類の文字入力が可能。ATOKも搭載する。連絡先からTwitterやメール、mixi、Facebookなどの相手ごとのコミュニケーション履歴を確認することができる。

 無線LANやBluetoothも搭載。最大5台までのテザリングもサポートする。外部メモリはmicroSD/SDHCに対応。外形寸法は約128×64×7.9~9.7mm(縦×横×厚み)で、重さは約113g。3Gの連続待受時間は約340時間。


■ AQUOS PHONE SH-12C

SH-12C BLACK

 11日に発表済みのシャープ製Android 2.3スマートフォン。5月20日より発売する。カラーはWHITEとBLACKの2色を用意する。

 特徴は有効800万画素のCMOSカメラを2個備え、ハイビジョンの3D動画や3D静止画が撮影可能なこと。ディスプレイも裸眼3D対応のNewモバイルASV液晶で、4.2型/960×540ドット。覗き見防止機能「カラーベールビュー」も備える。32万画素のサブカメラも装備する。おサイフケータイや赤外線通信にも対応する。

 画像処理エンジン「ProPix」を搭載し、動画/静止画撮影を高画質化。撮影環境に応じて最適な撮影モードに自動で切り替える「シーン自動認識」や、チェイスフォーカスなども3D撮影に対応している。外部メモリーとしてmicroSDカードスロットを備える。

 IEEE 802.11b/g/nの無線LANとBluetooth 3.0に対応し、最大5台までのテザリングもサポートする。マイクロHDMIも装備し、液晶テレビAQUOSと連携できる「スマートファミリンク」機能に発売後のアップデートで対応予定。そのほか、SH-12Cを経由してパソコンやタブレット端末をネット接続できるテザリング機能も備える。また、UIは使うほどに自分らしくカスタマイズされるという「TapFlow UI」を採用する。

 外形寸法は約127×64×11.9~13.8mm(縦×横×厚さ)、重量は約138g。3Gの連続待受時間は約430時間。

SH-12C WHITE3D撮影に対応

(2011年 5月 16日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]