ライカ、フルHD AVCHD対応のデジカメ「V-LUX 30」

フルHD AVCHD動画撮影に対応した「V-LUX 30」

　ライカカメラジャパンは、フルHDのAVCHD動画撮影に対応したコンパクトデジタルカメラ「V-LUX 30」を6月10日に発売する。価格はオープンプライスで、ライカ直営店での価格は76,000円。

　撮像素子は1/2.33型のCMOSで、総画素数は1,510万画素。有効画素数は1,410万画素。新開発のレンズ「ライカ DC バリオ・エルマー f3.3-5.9/4.3-68.8mmASPH.」を搭載。35mm換算での焦点距離は24～384mmで、光学16倍ズームとなっている。

　AVCHDフォーマットの動画撮影に対応し、1080i、720pでの撮影が可能(どちらもセンサー出力は60コマ/秒)。MotionJPEGの撮影モードも備えている。動画撮影時は、静止画撮影時と同様に16倍ズームが利用できるほか、風音を低減するウィンドカット機能も装備する。

　連写速度は1,400万画素モードで秒間約2コマ、350万画素モードで秒間約60コマ。JPEG静止画に加え、3Dの静止画撮影も可能。高速連写した画像の中から3D写真に適した画像を2枚抽出し、合成して3DのMPOファイルとして保存可能。HDMIミニ出力も備えている。

　ディスプレイは3型のTFT液晶で、約46万画素。ライカのカメラで初めてとなる、タッチパネル液晶を採用。撮影に関する操作を、画面へのタッチで行なえる。

　GPSも内蔵し、画像のExifに場所と時間の情報を記録可能。画像編集用の「Photoshop Elements 9」と、動画編集ソフト「Premiere Elements 9」を同梱する。

　記録メディアはSD/SDHC/SDXCに対応し、64GBのSDXCカードも使用可能。外形寸法は104.9×33.4×57.6mm(幅×奥行き×高さ)。バッテリとメモリーカードを含めた重量は約219g。