ニュース
Custom Artのユニバーサルイヤフォン「Hybrid 3 Pro」「FIBAE 5」「FIBAE 7 Unlimited」受注開始
2026年8月24日 16:30
飯田ピアノは、ポーランドのカスタムIEMブランド・Custom Artの日本における正規輸入代理店業務を、タイムマシン(e☆イヤホン運営)より引き継ぎ、8月1日より正規輸入代理店業務を開始。ハイブリッド機「Hybrid 3 Pro」、トライブリッド機「FIBAE 5」、フラッグシップ「FIBAE 7 Unlimited」の取扱を開始した。価格と主な特徴は以下の通り。いずれもユニバーサルフィット版。
- Hybrid 3 Pro:154,000円
10mm PEEK+PUダイナミック、6mmグラフェンダイナミック、平面磁界ドライバーの3ドライバー・ハイブリッド構成 - FIBAE 5:220,000円
10mmダイナミック、バランスド・アーマチュア2基、平面磁界2基による5ドライバー・トライブリッド構成 - FIBAE 7 Unlimited:297,000円
トップファイアリング型ツイーター2基を含む、7ドライバーのバランスド・アーマチュア構成によるフラッグシップ
2012年に、ポータブルオーディオの長年のレビュアーが自らの理想を形にするためワルシャワで創業したブランド。「最高の製品を、最も手の届く価格で」を信条に、企画から音響設計、3Dプリントによる造形、一台ずつの手仕上げまでを自社で一貫して行なっている。
2016年には、特許技術 FIBAE(Flat Impedance Balanced Armature Earphone)を発表。BA(バランスドアーマチュア)を従来の誘導性ではなく抵抗的に動作させることで、多ドライバーIEMの宿命だった「接続する機器の出力インピーダンスによって音が変わってしまう」という問題を、設計そのものの段階から解決した。
一般的なマルチBA型IEMは、周波数によってインピーダンスが大きく上下するため、接続するアンプやプレーヤーの出力インピーダンス次第で音のバランスが変わってしまう。FIBAEは、クロスオーバーを含む設計全体でインピーダンスと位相を平坦に保つことでこの依存を解消。3モデルとも公称インピーダンスの変動は帯域全体でごくわずか(Hybrid 3 Proは7Ω ±1.3Ω、FIBAE 7 Unlimitedは12Ω ±1.7Ω、10Hz〜20kHz)に抑えられ、「スマートフォン直挿しでも本来の音を引き出す」という。
独自の音響設計も特徴。単なるドライバーの数の競争を避け、素材と方式の“適材適所”にこだわる。
Hybrid 3 Proはダイナミック2基(10mm PEEK+PU複合振動板/6mmグラフェン振動板)に平面磁界駆動ドライバーを組み合わせた。
FIBAE 5はダイナミック+BA+平面磁界のトライブリッド、FIBAE 7Uはトップファイアリング型ツイーターを含むBA×7基構成。
いずれも高域には3Dプリント製の音響導波管(ウェーブガイド)を用い、位相を乱さず高域を精密に整えている。
ダイナミックドライバー搭載機には、ウーファー前面の圧力を正規化する独自のPressure Optimizing Design(P.O.D.)を採用し、音場の広がりと低域の量感を両立。さらにHybrid 3 ProとFIBAE 5は、装着したまま低域特性を物理フィルターで調整できるチューニング機構を備える。


