シャープ、録画機強化したBD搭載「LED AQUOS R5」

LC-40R5

　シャープは、BDレコーダ機能を内蔵し、別売USB HDDへの録画にも対応するなど録画機能を強化した液晶テレビ「LED AQUOS R5シリーズ」を6月25日より発売する。

　フルHDパネルを採用した40型「LC-40R5」と、1,366×768ドットの32型「LC-32R5
」、26型「LC-26R5」の3モデルを用意する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は40型が18万円前後、32型が14万円前後、26型が12万円前後。

　32型のみブラック(-B)、ホワイト(-W)、レッド(-R)のカラーバリエーションを用意。40/26型はブラック(-B)のみとなる。

LC-40R5-B	LC-32R5-W	LC-26R5-B

LC-32R5-B	LC-32R5-W	LC-32R5-R

　液晶はUV²Aパネルを採用し、40型が1,920×1,080ドット、32/26型が1,366×768ドット。テレビコントラストは200万:1、視野角は上下/左右176度。バックライトはエッジ式のLED。

スロットイン型のBDドライブを搭載

　最大の特徴は録画機能の強化。スロットイン式のBDドライブを搭載し、大容量BD規格のBDXLにも対応する。MPEG-4 AVC/H.264のトランスコードによる最高10倍の長時間録画が可能。10倍モード時には100GBのBDXLに最長87時間の録画ができる。

　別売のUSB HDDへの録画にも対応。BDへの録画の場合は、録画リモコンに新設した「録画画質」ボタンで録画モードを変更できる。見終わった番組をすぐに消去できる「録画消去」ボタンも装備する。

　チューナは地上/BS/110度CSデジタルを各2系統と地上アナログを1系統装備。デジタル放送のBDとUSB HDDへの2番組同時録画も可能。また、USB HDDに録画した番組を内蔵のBDドライブを使ってダビング可能になった。ダビング時の画質選択や、テレビを使わない時間にダビングを実行する「ダビング予約」などの機能も備えている。番組表も放送局の横幅を広げたり、録画予約やおすすめ番組をカラフルに表示できる「新 番組表」を採用した。

　スピーカー出力は40型が10W×2ch、32/26型が5W×2ch。視聴中におすすめ番組などの情報を表示する「AQUOSインフォメーション」や、離れて暮らす家族のテレビ使用状況を確認できる「見守りサービス」などの機能を搭載。YouTubeにも対応する。

　HDMIは3系統で、入力1のみオーディオリターンチャンネル(ARC)に対応。その他の入力端子はD5×1、コンポジット×1、アナログRGB(D-Sub15ピン)×1。出力端子はアナログ音声×1(ビデオ入力、音声出力兼用)、光デジタル音声×1、ヘッドフォン×1。i.LINK×1やUSB×1、Ethernetも装備する。

リモコン

　低消費電力化も特徴で、年間消費電力量は40型で従来モデル(DX3シリーズ)比11%、32型で27%、26型で36%削減している。消費電力は40型が約133W、32型が約97W、26型が約85W。年間消費電力量は40型が114kWh/年、32型が60kWh/年、26型が52kWh/年。

　BDドライブを搭載しながら、厚みも8cm～8.7cmに薄型化している。スタンドを含む外形寸法/重量は、40型が96.1×25.7×64.2cm(幅×奥行き×高さ)/約18.5kg、32型が77.4×22.5×52.9cm/13kg、26型が65×20.5×45.7cm/9.6kg。リモコンが付属する。

　壁掛け用金具は、40型用の「AN-37AG4」と、32型用の「AN-37AG3」が18,900円。26型用が「AN-130AG1」が9,450円。