RIAJ、2011年4月のレコード生産実績を発表

-シングルCD増加も、全体は数量/金額共に減少


 日本レコード協会(RIAJ)は23日、2011年4月度のレコード生産実績を発表した。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比90%の1,711万枚・巻、金額が同99%の206億円で、数量・金額ともに前年を下回った。

 同統計は、協会員社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比110%の433万5,000枚、12cm CDアルバムは同84%の918万5,000枚、アナログディスクが16,000枚(同243%)、カセットテープは13万6,000巻(同55%)。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDを合わせた「その他」は、前年同月比174%の7万2,000枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比84%の322万7,000枚。


 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
シングルCD計4,33532%110%3,27621%121%
12㎝ CDアルバム計9,18567%84%11,91477%94%
アナログディスク計160%243%370%290%
カセットテープ計1361%55%1111%56%
その他721%174%660%159%
合計13,744100%91%15,405100%98%

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
DVD3,22796%84%4,63989%92%
テープ・その他1404%424%55711%425%
合計3,367100%86%5,197100%100%

(2011年 5月 23日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]