東芝、電力需給に応じてREGZAを自動OFFするアプリ公開
-Android用「RZ節電リモ」。「電気予報」などと連動
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東芝は、東京電力の電力使用状況に合わせてテレビの節電モードを自動制御し、電源を切ることなどができるAndroidアプリ「RZ節電リモ for Android」を7月13日に無償公開した。
対応テレビはREGZAのZG2/Z2/ZP2シリーズで、7月11日以降のアップデートソフトを適用することでRZ節電リモのアプリに対応する。アプリ側の対応OSはAndroid 1.6以降。
「RZ節電リモ for Android」は、Androidタブレット/スマートフォン上で、電力の需給状況をグラフで確認できるアプリ。電力使用率の予測値をもとに、LAN内にある液晶テレビREGZAの節電モード設定の切り替えや、電源OFFを自動でコントロールできる。例えば「95%を超えたら、テレビの電源を自動でOFFにする」という設定も可能。なお、手動操作も可能で、アプリ画面内の「節電ボタン」でREGZAの節電モードを設定できるほか、電源OFFボタンでREGZAの電源を切ることができる。
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「設定バー」では、各節電モードへの自動切替レベルの設定を変更可能。「レベルメーター」では、電力会社が発表したグラフと数値を元に、時間ごとの電力使用率の予想値を色分けして表示する。
なお、電力の使用量のデータについては、Yahoo! JAPANが独自集計で算出した「電気予報」と、東京電力のデータをもとにYahoo! JAPANが作成した「電力使用状況メーター」のAPIを使用している。電力使用率の予測値は13日現在、東京電力のみ提供しており、RZ節電リモの「節電レベル」自動切替は、このデータに連動。予測値が提供されていない東電管区外のデータとは連動しない。また、電気予報などのサービスが変更または終了した場合、「RZ節電リモ」の一部機能が利用できなくなることがあるとしている。
(2011年 7月 13日)
[AV Watch編集部 中林暁]