パナソニック、左右/バー設置を選べるTV用スピーカー

-バー置き時の高さは49mm。番組連動エコ機能も


SC-HTB15-K

 パナソニックは、2つの独立スピーカーから構成され、独立配置と組み合わせてシアターバー配置を選択できる薄型テレビ用のスピーカー「SC-HTB15-K」を9月9日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は37,000円前後。

 小型スピーカー2基とアクティブサブウーファで構成され、2つのスピーカーをテレビの左右両サイドに置く「タテ型スタイル」と、2つのスピーカーを接続して1つのシアターバー形状にしてテレビの前に設置する「ヨコ型スタイル」の2つの設置スタイルを選択できる。横型スタイル設置時の高さを49mmに抑えており、テレビ画面をスピーカーで遮ることなく利用できる。


タテ型スタイル設置時ヨコ型スタイル設置時

 前面にはステンレスメッシュを採用。ユニットは竹繊維振動板を採用した3.5×10cmコーンユニット×1と、2.5mmセミドームツィータ×1の2ウェイ2スピーカー。タテ型設置時(スタンド使用)のスピーカー部の外形寸法は135×135×398mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約640g。ヨコ型設置時(スタンド使用)は800×75×89mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.4kg。

 アンプや入力端子は、サブウーファ部に搭載しており、出力は60W×2ch+120W。サブ―ウーファ部のユニットは16cmウーファ×1。入力端子はHDMI×2、光デジタル×1。出力はHDMI×1。サブウーファ部の外形寸法は180×305×408mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.6kg。

 上下方向に音場を広げる「3Dサラウンド機能」やバーチャルサラウンド機能を搭載。明瞭ボイス機能も備えている。VIERAの番組表情報を取得し、番組情報に合わせてサウンドモードを切り替える「番組ぴったりサラウンド」に加え、比較的音量変化の少ない番組(ドラマ、バラエティ、ニュースなど)の場合は、シアターの消費電力を抑える「番組連動おまかせエコ」も搭載している。消費電力は13Wで待機時は0.05W。


(2011年 7月 27日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]