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ソニー、デジタルNC採用のヘッドフォン/イヤフォン

−S-MasterやAIノイズ判断機能搭載


NCヘッドフォン「MDR-NC200D」を折りたたんだところ

 ソニーは、アクティブノイズキャンセリング製品の新モデルとして、ヘッドフォンタイプの「MDR-NC200D」と、イヤフォンタイプの「MDR-NC100D」を10月10日に発売する。価格はヘッドフォンが24,675円、イヤフォンが18,375円。




■MDR-NC200D

 デジタルノイズキャンセリング機能を備えたヘッドフォン。マイクで集音した騒音を、ADコンバータでデジタル化し、キャンセリング波形をデジタルで生成するのが特徴。デジタルフィルタで波形を作り出すため、アナログの信号処理でキャンセルするよりも複雑な波形形状も生み出すことができ、外来ノイズの影響も受けにくいといった特徴がある。処理は、独自の「DNC(デジタルノイズキャンセリング)ソフトウェアエンジン」で行なわれている。約98.2%の騒音を低減するとしている。

NCヘッドフォン「MDR-NC200D」。小型ハウジングを採用している ハウジングは平らにする事も可能 イヤーパッドはオンイヤータイプ

 さらに、周囲の騒音を分析する事で、最適なノイズキャンセリングモードを自動で選択・適用してくれる「AIノイズキャンセリング機能」も搭載。デジタルアンプのS-Masterも搭載する。なお、これらの機能は1チップの「親開発インテグレーテッドDNCプロセッサ」に集約されている。

 ユニットは40mm径。ハウジングは密閉型。再生周波数帯域は8Hz〜23kHz。オンイヤータイプのイヤーパッドを採用し、素材は低反発発泡ウレタンを使用している。

電源は単4電池1本

 折り畳みが可能なコンパクトに持ち運ぶ事もできる。キャリングケースも付属。重量は約180gと軽量。

 電源は単4電池1本で、アルカリ電池の場合は約22時間使用可能。パワーOFF状態でもスルーで音を出す事ができる。インピーダンスはパワーON時で68Ω、OFF時で35Ω。ケーブルは片出しで、長さは1.2m。30cmの延長ケーブルも付属する。入力はL型のステレオミニ。


ハウジング側面に操作ボタンを装備 外部の音を聞くためのモニターボタンも備えている


■MDR-NC100D

 カナル型(耳栓方)のイヤフォンタイプ。ヘッドフォンと同様にデジタルノイズキャンセリングタイプで、騒音低減は約98.2%。

イヤフォンタイプの「MDR-NC100D」 騒音を収集するためのマイクを装備

 ユニットは13.5mm径で、広帯域再生が可能という。ヘッドフォンと同様に「親開発インテグレーテッドDNCプロセッサ」を搭載し、フルデジタルアンプのS-Masterや、AIノイズキャンセリング機能も備えている。

 イヤーピースは、傘のようになっている部分の裏側に低反発ウレタンを充填する事で、耳穴の中で傘が広がる力が生まれ、耳穴の隙間を最小化するノイズアイソレーションイヤーピースを採用。外部騒音の混入を抑え、低音の再生能力も高めている。

 イヤフォンの形状は、イヤーピースをより奥まで挿入できるバーティカル・イン・ザ・イヤー方式を採用している。

 ケーブルは1.2mでネックチェーン型。ケーブルの途中にバッテリやNC回路などを内蔵したユニットを装備。単4電池1本で約22時間の使用が可能。電源OFF時でもスルー出力が可能。インピーダンスは電源ON時が70Ω、OFF時が16Ω。重量はイヤフォン部分が約9g、NCユニット部分が約26g。入力はステレオミニのL型端子となる。

ノイズアイソレーションイヤーピースをシア用している NC回路や電池をと搭載したユニット部分


■ノイズアイソレーションイヤーピース

 前述のノイズアイソレーションイヤーピースの単体販売も11月10日から開始される。S/M/Lサイズのセットで、価格は1,208円。対応モデルはMDR-EX1000/600/510SL/310SL、MDR-XB41EX、MDR-NC200D/NC100D。


(2011年 8月 30日)

[ AV Watch編集部 山崎健太郎]