センチュリー、USB DAC+デジタルアンプの「TP32」

「TP32」のブラックモデル

　センチュリーは4日、ToppingのUSB DAC搭載小型デジタルアンプ「TP32」を、直販サイト・白箱.comで発売した。直販価格は14,800円。ヘッドフォンアンプ機能も備えている。カラーはブラックとシルバーの2色。

　「TP31」の後継モデル。USB DACとヘッドフォンアンプ、アンプ機能を一台に集約しているのが特徴。PCとUSB接続して、PCの音声を高音質再生するほか、アナログ入力(RCA)も1系統備えており、単体アンプとしても使用できる。

「TP32」のシルバーモデル	背面。入力はUSB、アナログを装備する

　新たに、Toppingのアンプとして初めてデジタルボリュームを採用する事で、音質を向上させたという。USB DAC部分にはTIバーブラウンの「PCM2704」を採用し、16bit/48kHzに対応。ヘッドフォンアンプ部にもバーブラウンの「OPA2134」を搭載する。

　アンプ部分はデジタルアンプで、Tripath「TA2024B」を採用。デジタルボリュームICには、Cirrus Logic製「CS3310」を採用している。なお、前面の電源ボタンでデジタルアンプとヘッドフォンアンプのボリューム調整を切り替える事ができ、個別に音量を設定可能。

　デジタルアンプの出力は、15W×2ch(4Ω)、10W×2ch(8Ω)。インピーダンスは4～8Ω。ダイナミックレンジは99dB。ヘッドフォンアンプ部の出力は、60mW(16Ω)、120mW(32Ω)。スピーカーターミナルはバナナプラグ対応の金メッキ仕上げ。RCAアナログ音声入力も金メッキ仕上げとなる。

　外形寸法は113×183×43mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約700g。ACアダプタやUSBケーブル、リモコンも付属する。

内部基板	付属のリモコン