WiseTech、「Dr.DAC2 DX」に500台限定の最上位版

Dr.DAC2 DX TE(Top Edition)

　WiseTechは、ヘッドフォンアンプを備えたUSB DACの「Dr.DAC2 DX TE(Top Edition)」を11月下旬に発売する。価格はオープンプライス。500台の限定生産となる。価格はオープンプライスで、直販価格は39,800円。

　AUDIOTRAKブランドの「Dr.DAC2 DX」をリニューアルし、新日本無線が10月20日に発表した音響用の新オペアンプ「MUSES8920」を5カ所に搭載。コンデンサーやファームウェアも更新している。

新日本無線のMUSES8920

　搭載するオペアンプ「MUSES8920」は、新日本無線製のハイエンドオーディオ向け製品。2回路入りのJ-FET入力オペアンプで、チップレイアウトや素材などを見直し、「クセのない音作りで多様なジャンルに適する」(新日本無線)としている。

　コンデンサは、独ビシェイ製の最上級音響用「Roederstein EK Series Aluminum Capacitor」を主要電源回路に採用。優れたローノイズ特性や拡張温度範囲の拡大により、高い動作温度で長時間駆動時も安定した動作特性と長寿命を実現したという。

　また、低インピーダンス/高容量コンデンサを多数採用し、リップルノイズを減少。内部駆動電源の安定性を確保し、DAC部とオペアンプに安定した電源を供給。音質向上に貢献しているという。

　ファームウェアは、「Dr.DACシリーズ最高の安定性」としており、PCとの相性を高め、USB伝送をよりスムーズかつスピーディーに処理できるという。

　「Dr.DAC2 DX TE」は、10月29日に東京・青山で行なわれる「秋のヘッドホン祭 2011」にも展示され、試聴も可能。