“CDの父”中島平太郎氏のサイン入りタマゴ型スピーカー
-ビフレステック「D'Egg」のプレミアムセット
タマゴ型スピーカD'Egg/TGA-1B1/b「中島平太郎特別パッケージ」 |
ビフレステックは、タマゴ型をしたスピーカー「TGA-1B1/b」のプレミアムバージョン「タマゴ型スピーカD'Egg/TGA-1B1/b『中島平太郎特別パッケージ』」を12月1日より発売開始した。価格は10万5,000円。
同社の会長であり、これまでNHK技術研究所の音響研究部長やソニー常務取締役、日本オーディオ協会会長などを歴任、“CDの父”と呼ばれる中島平太郎氏の直筆サインを「TGA-1B1/b」本体に入れた製品。スナップ写真や小冊子、手紙も加えたセットとなっている。なお、価格は通常モデルと同じ。
スピーカーは2台1組で、中島氏のサインは1台のキャビネット裏側に入っている。スナップ写真は中島氏と「TGA-1B1/b」を撮影したもの。小冊子には「音のゆらぎ」についての技術エッセーをまとめており、全12ページ。手紙には、中島氏から購入者へのメッセージが記されている。
TGA-1B1/b |
「TGA-1B1/b」は、「恐竜の卵(Dinosaur's Egg)」を意味する「D'Egg」シリーズの第2弾製品。黄金比(1:0.618:0.382)を用いて製作したというタマゴ型のエンクロージャを採用しているのが特徴で、±120度以上の広い指向特性を持つ。キャビネット形状と同じ曲率の振動板を搭載し、定在波や付帯音の発生も低減させている。
ユニットは9cm径相当の楕円形。振動板の素材には、軽くて剛性の高いフラーレン/マイカ・ナノコンポジットを採用。また、日産自動車と東京大学、アドバンスト・ソフトマテリアルズが共同で開発したスクラッチシールド技術の材料をコーティングし、振動板の軽さを保ちつつ不要な振動を抑制するという。スタンドを含む外形寸法と重量は140×140×220mm(幅×奥行き×高さ)で、約1kg。
(2011年 12月 7日)
[AV Watch編集部 中林暁]