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NHラボ、タマゴ型スピーカーの音質向上モデル「NH-B1/W1」。ペア61,800円

 ブライトーンは、タマゴ型スピーカーなどを手掛けるNHラボの製品を取り扱い開始。「D'Egg」として販売されていたスピーカーの改良版となる「NH-B1(ブラック)」と「NH-W1(ホワイト)」を発売した。価格は61,800円(ペア)。

NH-B1

 “CDの父”と呼ばれる中島平太郎氏が代表を務めるNHラボによるスピーカー。黄金比(1:0.618:0.382)を元に製作したというタマゴ型のエンクロージャを採用し、直方体のスピーカーに比べて筐体の振動や内部の音の共振が抑えられ、音場歪みが少ないことなどを特徴としている。

NH-W1

 ユニットは9cmのフルレンジで、振動板の素材には、日産自動車と東京大学、アドバンスト・ソフトマテリアルズが共同で開発した環動高分子材料「SLIDE-RING MATERIALをベースとしたダンピング材の「Sound Tuning Varnish」を塗布。きめ細かな高域再生も特徴としている。

 従来のD'Eggに比べて、中域の感度を約3dB向上したほか、低域のワイドレンジ化も図った。また、「ボーカル再生にリアルな力強さが加わった」としている。

 エンクロージャは密閉型。再生周波数帯域は50Hz~20kHz、感度は83dB。入力は定格15W、最大30W。スタンドを含む外形寸法と重量は140×140×220mm(幅×奥行き×高さ)で、約1.1kg。