オーロラサウンド、USBオーディオ用安定化電源

-ノイズの少ないUSBバスパワーを供給


安定化電源「BusPower-Pro」

 オーロラサウンドは、USB DACなど、USBバスパワーの機器で使用できる安定化電源「BusPower-Pro」を1月25日に発売する。価格は10,500円。

 USBバスパワーを使って動作するオーディオ機器では「PCの電源品質に問題があるとその性能を十分発揮できない場合がある」(オーロラサウンド)とし、ノイズの少ない安定した電源を、PCからのUSBバスパワーに代わり、USB機器に供給する製品。「潜在的な性能の発揮と音質の向上を実現する」としている。

 PCと「BusPower-Pro」をUSBで接続。そのBusPower-Proに、USB DACなどをUSB接続して使用する。USB端子はノイトリック製で、Bタイプのメス、オス端子を採用。BusPower-Proにはチョークコイル、OSコンデンサ、半導体式レギュレータなどを内蔵し、高品質なDC5Vを供給するという。電源ショート、過電流、異常高温時などに、各機器を守る保護回路も内蔵する。


接続模式図オーロラサウンドによるhiFaceのチューンナップモデルと組み合わせたところ

 BusPower-Pro自体はPCからのUSBバスパワーは使わず、付属のACアダプタを使用。ACアダプタはスイッチング型ではなく、トランス型で、「スイッチング電源にありがちな高周波ノイズをなくす」という。

 オーロラサウンドでは、hiFace Professionalを使って検証をしており、「PC環境に左右されずに最大の性能を発揮させる」という。また、他のUSBバスパワーオーディオ機器についても、「順次検証を行なっていきたい」としている。



(2012年 1月 17日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]