フォステクス、最上位ヘッドフォンとアンプを発売延期
-部品調達の都合で2月末に。「TH900」と「HP-A8」
フォステクスカンパニーは20日、ハイエンドヘッドフォン「TH900」と32bit DAC搭載のヘッドフォンアンプ「HP-A8」の発売を延期すると発表した。当初は1月31日発売予定としていたが、2月末に延期される。延期の理由は「部品調達の都合」としている。
フラッグシップヘッドフォン「TH900」 | 32bit DAC搭載のヘッドフォンアンプ「HP-A8」 |
TH900(157,500円)は、50mm径の新開発ユニットを搭載した同社のフラッグシップヘッドフォン。磁束密度1.5テスラの磁気回路を備え、振動板にはバイオダイナを採用。ハウジングは密閉型で、素材は「水目桜」を使用している。ケーブルは7Nグレードの高純度OFC。
HP-A8(105,000円)は、旭化成エレクトロニクス製の32bit/192kHz対応DAC「AK4399」と、オールディスクリート回路を採用した、USB接続対応のヘッドフォンアンプ。背面にSDメモリーカードスロットを備え、カードに保存したDSDファイルの再生ができることも特徴。ボリュームには、新日本無線のオーディオ用電子ボリューム「MUSES」を採用する。
そのほか、1月上旬発売予定としていた3chミキサー搭載のポータブルレコーダ「DC-R302」の発売も、2月末に延期。理由は「本体動作ソフトウェアの改善のため」としている。
(2012年 1月 20日)
[AV Watch編集部 中林暁]