パイオニア、デジタル放送書き出し対応のBDドライブ

-BDレコーダなどと連携。BDXL 6倍速記録対応


クリアホワイト(-W)モデル

 パイオニアは、Blu-rayレコーダや録画対応テレビに保存したデジタル放送のBD書き出しに対応する、内蔵型BDドライブ「BDR-S07J」を2月中旬に発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は25,000円前後。カラーはクリアホワイト(-W)、ピアノブラック(-BK)、ラバーブラック(-KR)を用意する。製造元はパイオニア、販売元はエスティトレード。

 書き込みも可能なBDドライブ。BDXLもサポートしている。対応するBDレコーダや、録画機能付きテレビ、ネットワークHDDなどに録画したデジタル放送の番組を、LAN経由でDTCP-IPを使って受信、BDメディアに書き出せるソフト「DiXiM BD Burner 2011 for pioneer」を同梱している。

 さらに、汚れや傷で音楽CDのデータが読み取れない時に、独自のアルゴリズムで再度読み取りを行う「PURE READ3+(原音再生)」を搭載。音質変化の原因となるデータ補完の発生頻度を抑え、「音楽CD本来の音質で再生できる」という。

 また、BD/DVDなどの映像ソフトや音楽CD再生時に、ローディング動作や静音設定などを最適化する「ビデオ&オーディオモード」も備えている。

ピアノブラック(-BK)ラバーブラック(-KR)

 最大記録速度はBD-R/R DLが12倍速(LTHは6倍速)、BD-R XL TL/QLが6倍速、BD-RE/RE DL 2倍速、BD-RE XL TL 2倍速、DVD±R 16倍速、DVD±R DL 8倍速、DVD-RW 6倍速、DVD+RW 8倍速、DVD-RAM 5倍速、CD-R 40倍速、CD-RW 24倍速。

 BDからデータを読み出す際に、光学メカニズム部で発生する信号のノイズをクリアにする「リミットイコライザー」や、書き込み時の記録精度を向上させる「ディスク共振スタビライザー」、防塵性を向上させるため、密閉性を高めた新構造なども採用している。

 付属の再生ソフト「PowerDVD 10」はBlu-ray 3Dの再生に対応。他にも、「PowerDirector 8」、「PowerProducer 5」、「Power2Go 7 for PURE READ」、「InstantBurn 5」、「PowerBackup 2」、「Medi@Show 5」、「LabelPrint 2」などを同梱する。対応OSはWindows XP/Vista/7。


(2012年 2月 1日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]