バッファロー、DTCP-IPダビングソフト同梱のBDドライブ

-パイオニア製ドライブ採用のポータブルは22,050円


 バッファローは、BDXL対応のPC用Blu-ray Discドライブ2モデルを3月下旬に発売する。価格は、シリアルATA接続の内蔵型「BRXL-14FBS-BK」が19,845円、USB 2.0接続のポータブルモデル「BRXL-CSPI6U2-BK」が22,050円。

内蔵型「BRXL-14FBS-BK」ポータブルの「BRXL-CSPI6U2-BK」

 BDXLの3層/4層メディアへも書き込み可能なBDドライブ。付属ソフト「CyberLink PowerDVD 10 BD edition」でBlu-ray 3D再生や、2D DVDなどの3Dへの変換、SD映像のHDへのアップスケーリングなども行なえる。

ポータブルモデルの接続例

 ポータブルの「BRXL-CSPI6U2-BK」はパイオニア製のドライブを搭載。書き込み品質の悪いDVDでも再生できる「PowerRead」や、音楽CDを正確に読み取るという「PURE READ」も利用できる。接続はUSB 2.0で、バスパワーで動作。2本のUSBを使って安定した給電ができるケーブルも付属する。クラムシェルタイプを採用し、同社は「CDジャケットと同じサイズ。ポータブルBDドライブで世界最小」としている。外形寸法は133×133×15mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約240g。

 両機種とも、USB HDD録画に対応されたテレビ番組を、PC経由でBD/DVDにダビングできるデジオン製ソフト「DiXiM BD Burner 2011 for Buffalo」を同梱。DTCP-IPダビング/ムーブ対応のテレビとLAN接続して、USB HDD内の番組をBD/DVDに書き込み、他のBD/DVDプレーヤーやPlayStation 3などで再生できる。

 その他にも、ビデオ編集の「CyberLink PowerDirector 8 HE」や、オーサリングソフトの「CyberLink PowerProducer 5」、ライティングソフトの「CyberLink Power2Go 7」などをバンドルする。

 記録速度は両機種で一部異なり、内蔵型の「BRXL-14FBS-BK」は、ソニーの6倍速BD-Rを使用した場合最大14倍速で記録できるという。そのほか、BD-R DL 12倍速、BD-R XL 6倍速、BD-RE/RE DL/RE XL 2倍速、DVD±R 16倍速、DVD±R DL 8倍速、DVD-RW 6倍速、DVD+RW 8倍速、DVD-RAM 5倍速、CD-R 48倍速、CD-RW 24倍速。

 ポータブルの「BRXL-CSPI6U2-BK」は、BD-R/R DLが6倍速(LTH含む)、BD-R XLが4倍速、BD-RE/RE DL/RE XL 2倍速、DVD±R 8倍速、DVD±R DL 6倍速、DVD-RW 6倍速、DVD+RW 8倍速、DVD-RAM 5倍速、CD-R 24倍速、CD-RW 16倍速。



(2012年 3月 7日)

[AV Watch編集部 中林暁]