キヤノン、30型の4KディスプレイをNABに出展


開発中の30型4K動画ディスプレイ

 キヤノンは、4月16日から19日までアメリカ ラスベガスで開催される放送/映像機器展示会「NAB Show 2012」に開発中の30型4Kディスプレイを参考出展する。詳細や仕様、価格は未定だが、2012年内の製品化を目指すとしている。

 今回展示する試作品は、映画などの映像編集作業に向けたもので、「独自の高画質化技術と信頼性で映像制作プロダクションのニーズに対応する」という。なお、デバイスは液晶と推測されるが、同社では「現時点では非公開」としている。解像度などの詳細も公開していない。

 同社は4K動画対応の一眼レフカメラ「EOS-1D C」や、ビデオカメラ「EOS C500/C500PL」など4Kの映像ソリューションとして「CINEMA EOS SYSTEM」を強化している。4K映像の出力機器として、「忠実な色再現性、高解像度、高コントラストを実現するディスプレイを開発する」としている。



(2012年 4月 13日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]