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ソニー、フルHD動画対応ミラーレス一眼「NEX-F3」

−18-55mm付きで約65,000円。自動でフレーミング


NEX-F3に「E18-55mm F3.5-5.6 OSS(SEL1855)」を取り付けたところ

 ソニーは、Eマウントのレンズ交換式ミラーレスデジタルカメラのNEXシリーズの新モデル「NEX-F3」を6月15日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、レンズ「E18-55mm F3.5-5.6 OSS(SEL1855)」をセットにしたレンズキット「NEX-F3K」が65,000円前後、「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」(SEL55210)も加えたダブルズームキット「NEX-F3Y」が90,000円前後。

 カラーは、どちらのキットにもホワイト、ピンク、ブラックの3色を用意。また、従来モデル「NEX-C3」は、ダブルレンズキットの「NEX-C3D」のみ併売される。


APS-Cサイズ、有効約1,610万画素の「Exmor APS HD CMOS」センサーを採用

 写真に本格的に取り組みたい女性などをターゲットにしたモデル。撮像素子はAPS-Cサイズ、有効約1,610万画素の「Exmor APS HD CMOS」センサーを採用している。アンチダスト機構も備えている。

 C3からの進化点として、ISO感度が200〜16000まで使用可能になった(従来は12800まで)。また、C3の動画撮影機能は1,280×720ドットのMP4だったが、F3ではAVCHDで、1,920×1,080ドットのフルHD動画撮影に対応。センサー出力は30コマで、1080/60i/24p記録が可能(60p記録は非対応)。


 エントリーながら、P/A/S/Mの各撮影モードにおいて、様々な設定で動画が撮影可能。マニュアル露出、ホワイトバランス変更、ピクチャーエフェクトの適用、クリエイティブスタイルなども変更できる。

 撮影モードは1080/24pと60iのどちらにも、24MbpsのFXモード、17MbpsのFHモードを用意。MP4で1,440×1,080/30fpsの12Mbpsモードや、640×480/30fpsの3Mbpsモードなども選択できる。

上から見たところ 側面 液晶モニター部分

 全画素超解像技術を使い、劣化を抑えながらの高倍率ズーム撮影が可能。例えばキットレンズの18-55mmの場合、焦点距離110mm(35mm換算 165mm)までのズームレンズとして使う事も可能。

 様々な効果をかけられる「ピクチャーエフェクト」は、「ソフトハイキー」や「ミニチュア」、「ハイコントラストモノクロ」など15種類を用意。C3の11種類から増加した。さらにαシリーズの「α57」で採用された「オートポートレートフレーミング」機能をEマウントのカメラで初搭載。

 例えば、横位置で人物を撮影した場合、顔認識機能を組み合わせ、カメラが人物のポートレートを撮影している事を自動的に判断。被写体を中心に、自動的に縦位置で撮影したような画像へトリミングし、ポートレートとして見栄えの良い画像として保存する。この際、元の横位置撮影画像もそのまま保存される。

 人物がソファなどに横になっている場合は、あえて縦位置にはならず、人物の顔を中心に切り抜いた画像として保存される。なお、これらトリミングされた画像は、全画素超解像技術を使い、オリジナル画像と同じ1,610万画素の静止画として保存されるため、切り抜きではあるが、高精細な静止画として利用できるという。

 レリーズタイムラグはC3の約0.1秒から、約0.02秒に高速化。追尾フォーカス機能も追加された。撮影補助機能の「プレミアムおまかせオート」も搭載。カメラが自動でシーンを認識し、最適な設定をしてくれる機能だが、従来のシーンに加え、「手持ち夜景」と「オートHDR」認識を追加。暗いシーンや逆光シーンでも、簡単に綺麗な写真が撮影できるという。

 フラッシュも手動ポップアップ式のものを内蔵。ガイドナンバーは6。液晶モニタは92万画素の3型ワイド・エクストラファイン液晶。ファインダーは備えていないが、オプションの外付け有機ELファインダーも取付可能。

 記録メディアはメモリースティックPRO/PRO-HG デュオとSD/SDHC/SDXCに対応。消費電力を抑え、C3の静止画撮影約400枚から、F3では約470枚に増加。動画撮影は約140分可能(フルHD/約17Mbps時)。外形寸法は約117.3×41.3×66.6mm(幅×奥行き×高さ)で、本体のみの重量は約255g。

上下に動くバリアングルタイプ。自分撮りもできる フラッシュも手動ポップアップ式のものを内蔵

 



■Eマウント用アクセサリ

 F3向けのアクセサリとして、ボディケースの「LCS-EB31」が6月中旬に、4,200円で発売される。カラーはブラック、ブラウン、ホワイト、ピンク。ケースとストラップをセットにした「LCS-EBS3」も6月中旬に6,300円で発売される。カラーはベージュとブラウン。

 ほかにも、Eマウント向けアクセサリとして、ソフトキャリングケース「LCS-EJC3」(6月中旬発売/4,200円)や、「LCS-EMH」(同/3,150円)、リストストラップ「STP-WS2」(同/2,100円)、ショルダーストラップ「STP-XSG1」(同/3,150円)などもリリースされる。

ピンクモデルに、ボディケース「LCS-EB31」のピンクを合わせたところ 手前にあるのがボディケースの「LCS-EB31」、置くにあるのがソフトキャリングケース「LCS-EJC3」 ボディケース「LCS-EB31」のブラウン
ボディケース「LCS-EB31」のホワイト ボディケースとストラップのセット「LCS-EBS3」
ソフトキャリングケース「LCS-EJC3」のブラックモデル ソフトキャリングケース「LCS-EMH」のブラウンモデル。素早く取り出しができるのが特徴
カラフルなレンズキャップも発売。「ALC-F49AT/W」はホワイトとピンクのセット。右の写真は「ALC-F49AT/S」で、シルバーとゴールドのセット。価格はどちらのセットも2,625円で、6月中旬発売

(2012年 5月 17日)

[ AV Watch編集部 山崎健太郎]