Sony TabletのAndroid 4.0アップデートは5月24日に

-RECOPLAでBDレコーダ映像を720p視聴


Android 4.0.3にアップデートしたSony TabletのSシリーズ

 ソニーは、延期していたSony Tablet S/PシリーズのAndroid 4.0.3へのシステムソフトウェアアップデートを5月24日より開始する。当初は4月下旬のアップデートを予告していたが、延期されていたもの。

 このアップデートにより、Android 4.0.3に対応し、Android 4.0スマートフォンとユーザーインターフェイスを共通化。さらに、ロック画面からのカメラの直接起動やパノラマ写真の撮影、「ギャラリー」アプリケーションでの画面編集対応など、写真、動画についての機能が向上する。

 Sony Tablet独自の機能追加も行なわれ、ソニー製BDレコーダと連携してテレビ視聴が可能になる。対応BDレコーダなどで録画・受信した番組を、タブレットで視聴・管理するアプリ「RECOPLA(レコプラ)」を提供。これにより、レコーダで受信した放送番組や録画番組を720pのHDでSony Tabletに転送し、視聴できる。RECOPLAでは、録画番組の一括管理や、並べ替えなども可能となる。

 RECOPLAによる配信対応のBDレコーダは、BDZ-AX2700T/AT970T/AT950W/SKP75/AT770T。また、レコーダの外付けUSB HDDに録画した番組については、管理や操作は可能だが、Sony Tabletでの視聴はできない。

BDレコーダと連携アプリでBDレコーダ内の録画番組をリスト表示ジャンル別の表示に加え、日付やタイトル名、番組時間、サイズなどでソートできる

 「スモールアプリ」と呼ばれる機能も追加。画面下部の専用ボタンにタッチすると、ブラウザ、計算機、リモコンなどのアイコンが表示され、ここからアプリを起動すると、Windowsのプログラムウインドウのように、小ウインドウで各アプリが起動する。SNSでチャットしながら、Webブラウザ検索などの複数の画面を立ち上げながらの操作が可能になる。

画面下部に表示されているのが「スモールアプリ」選択メニュースモールアプリとしてブラウザを表示させたところ。後ろでは「RECOPLA」が動いている

(2012年 5月 18日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]