ソニー、BD/HDD一体型BRAVIAで放送中番組の転送に対応

-二度録り回避やUSB HDD連携強化も


KDL-46HX65R

 ソニーは、Blu-ray/HDDレコーダー体型の録画対応テレビ「BRAVIA HX65Rシリーズ」3モデルの新機能追加ソフトウェアアップデートを18日より開始した。「KDL-46HX65R」、「KDL-40HX65R」、「KDL-32HX65R」の3モデルが対象で、録画機能やDLNA/DTCP-IPの配信機能などが強化される。

 地上/BS/110度CSデジタル放送のリピート放送番組の「二度録り回避」機能を追加。「x-おまかせ・まる録」や「番組名予約」の自動録画機能に、リピート放送番組の重複録画を回避できる専用アルゴリズムを搭載した。例えば、連続ドラマなどの同一話が繰り返し放送されても、重複録画を避けて録画できる。

 また、USB HDDへとの連携も強化。USB HDDに録画した番組を内蔵HDDを経由せずに直接BD/DVDにダビング出来るよう改善された。また、スマートフォンやタブレット、パソコンから録画予約するWebアプリ「G.ガイドテレビ王国CHAN-TORU」からUSB HDDを指定した録画が可能になる。

 DTCP-IP/DLNA機能の「ソニールームリンク」も強化し、録画番組だけでなく、放送中の番組を対応機器に配信可能となる。HX65Rのチューナで受信中の映像をホームネットワークで伝送し、PlayStation 3(PS3)やVAIO、BRAVIAなどから視聴できる。Sony Tabletへの録画済み番組と放送中番組の配信機能も追加された。

 検索した番組の並べ替えができる「番組名ソート」機能も追加。その他の機能改善も図られている。


(2012年 6月 18日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]