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“日本最後の秘境”に密着したNHKスペシャルは今週末
2026年1月16日 12:20
NHKは、“日本最後の秘境”と呼ばれる宮崎県椎葉村を長期密着取材した『NHKスペシャル「椎葉 山物語 “のさり”の原風景」』を、総合テレビで1月18日21時~21時59分に放送する。
なお、再放送は1月22日0時35分~1時35分。
宮崎市中心部から北西に約60km、標高1,000mを超える山々に囲まれ、面積の約94%が森林という深い山間部に位置する椎葉村。壇ノ浦の戦いで敗れた平家の生き残りが逃げ込み、隠れ住んだという伝説が残されている場所でもある。
明治41年(1908年)には、当時、農商務省の高級官僚だった民俗学の祖・柳田國男がこの地を訪れ、すでに多くの地域で廃れていた伝統的な農法「焼畑」が残っていることに驚き、最初の書物「後狩詞記」を書き記した。同時に柳田は近代化が進んでいくなかで、いつまでこの暮らしが続いていくのかを危惧したという。
それから100年あまり。番組では1年以上にわたって村の生活に密着。そして、今もこの地で根付いている“日本の原風景”を再発見。「『焼畑』や『犬を使ったイノシシ猟』など、村の暮らしの記録から日本の原風景を描き出す59分をお届けする」という。
恵まれた土地とは言えない椎葉での生活に息づいているのが“のさり”。良いことも悪いことも、すべては神様からの「授かりもの」として受け入れる考え方で、人々の暮らしにも“のさり”が深く根付いている。「これこそ、かつて日本人ひとりひとりの中にあった精神世界に深く通じるものだ」とのこと。




