ニュース

TBS、ハリウッドのレジェンダリー・スタジオに約237.4億円出資。日本発IPを共同開発へ

左から、TBSホールディングス取締役 CGO(成長戦略担当) 中谷弥生、Legendary Entertainment CEO Josh Grode(ジョシュ・グロード)

TBSホールディングスは16日、ハリウッドの映画スタジオ「Legendary Entertainment(レジェンダリー)」の株式1億5,000万ドル(約237億4,350万円、1ドル=158.29円換算)を取得し、戦略的パートナーシップを締結したと発表した。

レジェンダリーが持つ開発・制作・マーケティングの専門知識と、日本市場におけるTBSの信頼と実績を融合させ、今後は日本発のIPを原作とした作品を複数本、継続的に共同企画・開発する。

レジェンダリーは、「DUNE/デューン 砂の惑星」、モンスター・ヴァースシリーズ、「マインクラフト」などで世界的な大作シリーズを制作。「ゴジラ×コング:スーパーノヴァ」や「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」、「神の雫/Drops of God」シーズン2のほか、先日撮影を終えた「ストリートファイター」、プリプロダクション中の「GUNDAM(仮)」、過去に制作した「名探偵ピカチュウ」など、日本IPに基づくプロジェクトを多数手掛けている。

TBSは、日本国外でのプレゼンスを拡大するという長期戦略における最適なパートナーとしてレジェンダリーを位置付けており、一方のレジェンダリーも、TBSが日本のクリエイティブ業界で長年培ってきたネットワークや出版社、IPホルダー、クリエイターと協力する能力を高く評価しているという。

また今回の提携は、レジェンダリーにとっては「有力なIPを軸に、現地市場に深く根差した主要企業と事業を拡大する」という戦略の一環であり、TBSにとっては「自社のコンテンツや知的財産を世界展開すべく、コンテンツ制作能力を国外へ広げる」という戦略の重要なステップとなり、両社のグルーバル戦略の更なる拡大を後押しする、としている。

なお、本取引後も、残りの持分については既存株主のレジェンダリーの経営陣およびアポロ・グローバル・マネジメントの関連会社が運用するファンドが保有。両者が引き続きレジェンダリーの対等な支配株主となる。