ビデオカメラが4カ月ぶりのプラスで前年比121.3%
-JEITA発表。全体では13カ月連続マイナス
民生機器国内出荷実績推移(金額) 出典:電子情報技術産業協会電子統計委員会 |
電子情報技術産業協会(JEITA)は24日、2012年8月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。民生機器の出荷金額は前年同月比55.3%の1,073億円で、13カ月連続でマイナスとなった。
映像機器の8月国内出荷金額も、前年同月比43.9%の587億円で13カ月連続のマイナス。音声関連機器は同74.0%の70億円で20カ月連続のマイナス。カーAVC機器は同81.5%の416億円で、2カ月連続マイナス。
8月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比31.5%の39万7,000台。このうち3D対応は6万6,000台(同87.3%)、インターネット動画対応は18万9,000台(同28.8%)だった。サイズ別では、29型以下が同29.7%の13万3,000台、30~36型が同22.7%の13万5,000台、37型以上が同58.3%の13万台で、構成比は順に33.4%、33.9%、32.7%。
BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比33.5%の17万5,000台。内訳は、BDレコーダが同29.1%の14万3,000台、BDプレーヤーが同103.2%の3万2,000台。3D対応は12万7,000台(同28.9%)で、BDレコーダ/プレーヤーの72.5%を占める。DVDビデオは同51.0%の8万1,000台。
ビデオカメラは前年同月比121.3%の21万3,000台で4カ月ぶりのプラス。2012年に入って初めて単月出荷台数が20万台を超え、2割増と好調だった。ICレコーダも8万6,000台(前年比120.7%)と好調で、9カ月連続のプラス。ステレオセットは同95.9%の4万台。スピーカーシステムは同68.3%の2万2,000台。ラジオ受信機は前年比51.8%の12万1,000台で、5カ月連続のマイナス。
カーナビは前年同月比87.3%の36万3,000台で、2カ月連続マイナス。カーカラーテレビは前年比134.4%の9万1,000台で、13カ月連続のプラスだった。
(2012年 9月 24日)
[AV Watch編集部 庄司亮一]