e-onkyo、クラプトンなどユニバーサルのハイレゾ配信開始
全曲24bit/192kHz。ストーンズやビル・エヴァンス他16枚
ビル・エヴァンス/ワルツ・フォー・デビイ |
オンキヨーエンターテイメントテクノロジーは、運営する音楽配信サービス「e-onkyo music」において、10月30日から、ユニバーサル ミュージックの洋楽を24bit/192kHzのハイレゾ音源で配信する。
e-onkyo musicでは7月にワーナーミュージック・ジャパン、9月にビクター・スタジオのハイレゾ音源配信を開始。新たにユニバーサルの洋楽が加わる事になる。ユニバーサルの洋楽は全て24bit/192kHzで、フォーマットは購入時にWAV/FLACをユーザーが選択。全て最新のDSDリマスター音源が使われているという。
配信されるのはアルバム16枚で、ローリング・ストーンズやエリック・クラプトンなどのロック、ジャズではビル・エヴァンスのワルツ・フォー・デビイ、クラシックはカルロス・クライバーやカール・ベームなどをラインナップ。今後、約250アルバムの配信が予定されている。
ザ・ローリング・ストーンズ/スティッキー・フィンガーズ | カルロス・クライバー/ベートーヴェン:交響曲第5番&第7番 |
【10月30日配信開始の16枚】
- ザ・ローリング・ストーンズ/ベガーズ・バンケット (3,000円)
- ザ・ローリング・ストーンズ/レット・イット・ブリード (3,000円)
- ザ・ローリング・ストーンズ/スティッキー・フィンガーズ (3,000円)
- ザ・ローリング・ストーンズ/メイン・ストリートのならず者 (3,000円)
- ブラック・サバス/黒い安息日 (3,000円)
- スティーヴィー・ワンダー/キー・オブ・ライフ (3,000円)
- ビル・エヴァンス/ワルツ・フォー・デビイ (2,400 円)
- カルロス・クライバー/ベートーヴェン:交響曲第5番&第7番 (3,000円)
- エフゲニ・ムラヴィンスキー/チャイコフスキー:交響曲第6番《悲愴》 (3,000円)
- カール・ベーム/ブルックナー:交響曲第4番《ロマンティック》 (3,000円)
- ASIA/詠時感(エイジア)~時へのロマン~ (3,000円)
- ブラインド・フェイス/スーパー・ジャイアンツ (3,000円)
- ダイアー・ストレイツ/悲しきサルタン (3,000円)
- エリック・クラプトン/461 オーシャン・ブールヴァード (3,000円)
- スティーリー・ダン/彩(エイジャ)(3,000円)
- スティーリー・ダン/ガウチョ(3,000円)
今回のハイレゾ配信について、ユニバーサルミュージックの小池一彦CEO兼代表取締役 は、「当社のカタログにはリッチ・コンテンツとして、高音質でお客様にお届けしたいものが多数あります。e-onkyo musicのサービスを通じて、名盤の魅力を存分に体験して頂きたい」とコメントしている。
e-onkyo musicは2005年8月に開設され、ハイレゾ音楽ファイルの配信を開始。2010年7月にDRMフリー配信や、国内初の24bit/192kHzでの配信をスタート。同年12月からはDSDフォーマットでの開始も開始。2012年10月現在、配信楽曲は約62,000曲で、その内24bit/96kHzや192kHz、DSDの楽曲は約20,000曲となっている。
(2012年 10月 30日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]