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ラトック、3D対応のHDMI分配器「REX-HDSPシリーズ」
4出力と2出力で10,920円から。優先出力モードも
(2013/3/7 16:35)
ラトックシステムは、3D映像にも対応するHDMI分配器「REX-HDSPシリーズ」2モデルを3月下旬より発売する。価格は、1入力4出力の「REX-HDSP4A」が16,800円、1入力2出力の「REX-HDSP2A」が10,920円。
HDMI(Ver.1.4a)対応でHDCP準拠の分配器。どちらもHDMI入力を1系統備え、出力はREX-HDSP4Aが4系統、REX-HDSP2Aが2系統。出力数以外の仕様は共通で、3D映像や36bit Deep ColorやxvYCC(x.v.Color)に対応する。対応解像度は1080p/1080i/720p/480p。音声はドルビーTrueHD、DTS-HD MasterAudioに対応。
解像度や音声フォーマットの仕様が異なるHDMI対応機器を出力端子に接続する際、本体背面のスイッチで用途に合わせた2つの動作モード(A/B)を選択できる。「自動判別モード(A)」では、全ての機器で共通対応する解像度と音声フォーマットで分配。「優先出力モード(B)」では、OUT1ポートに接続されている機器の最大解像度/最高音声のフォーマットを優先して分配する。OUT2以降に接続したディスプレイなどがOUT1の機器より低解像度/低音質の場合は出力されない。
OUT1はCECに対応し、リモコン連動操作が可能。最大3段までのカスケード接続にも対応する。REX-HDSP4Aを21台使用すれば、最大64台のディスプレイを接続できるとする。リピーター内蔵で、最長10mのHDMIケーブルの使用が可能。HDMI端子は全て背面側に装備し、前面に出力状況を確認できるLEDインジケータを備える。電源はACアダプタ。外形寸法と重量は、REX-HDSP4Aが約183×70×26mm(幅×奥行き×高さ)/約230g、REX-HDSP2Aが約125×70×26mm(同)/約165g。