NTT西、初のSTB向け4K/HEVC映像クラウド配信の実証実験

配信システムの概要

　西日本電信電話(NTT西日本)とエヌ・ティ・ティ・スマートコネクトは、世界初というSTB向けの4K/HEVC映像インターネット配信トライアルを、6月12日～14日に幕張メッセで行なわれる展示会「IMC TOKYO 2013」で実施すると発表した。

　両社が行なう4Kインターネット配信「4K H.265/HEVC over Internet」は、次世代映像コーデックの「HEVC(High Efficiency Video Coding)/H.265」で圧縮した4K映像を、NTTスマートコネクトの動画配信クラウドサービス「Smart STREAM」によって配信するもの。同社クラウドサーバーから4K映像をインターネット経由でH.265/HEVC対応のSTBへストリーミング配信し、家庭の4Kテレビに映し出す。

　今回のトライアルで得た評価や市場動向などを踏まえ、両社は4K映像配信のサービス化を推進。フレッツ光の伝送や映像品質の向上、配信プラットフォームなどの技術蓄積を進めていくとしている。