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ピクセラ、家のセキュリティも確認できる「Z-wave」搭載TVチューナを開発

想定利用イメージ

 ピクセラは24日、テレビを観ながら、セキュリティ機器のセンサー情報も確認できるネットワークテレビチューナのサンプル出荷を開始したと発表した。今後、ホームセキュリティやHEMS(Home Energy Management System)などの分野での製品展開を予定している。

 920MHz帯の近距離無線技術「Z-wave」を搭載したネットワークテレビチューナ。電力/人感センサーなどのZ-wave対応センサーからの情報をサーバーとして集約し、LANを介してタブレットやパソコンでテレビ視聴しながら各種センサーの情報も確認できる。また、宅外からメールでセンサーの情報を取得することも可能。なお、出荷開始されたサンプルには、TELEC認証済みの人感センサーと電力センサーがセットとなっている。

 Z-waveは、日本では2012年7月より利用可能となった920MHz帯の近距離無線技術。無線LANや電子レンジの影響を受けず、低消費電力が特徴。メッシュネットワークにも対応し、コントローラ1台あたりに232台接続できる。

(中林暁)