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ASUS、オペアンプ交換可能なUSB DAC上位機

600Ωまでのヘッドフォン対応「Xonar Essence STU」

Xonar Essence STU

 ASUSTek Computerは、オペアンプ交換できるUSB DAC「Xonar Essence STU」を8月30日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後。パソコンとのUSB接続を前提としており対応OSはWindows XP/Vista/7/8と、Mac OS X 10.6以降。WindowsではASIOドライバに対応する。

 24bit/192kHzまでのUSBオーディオ入力に対応したUSB DAC。USBのほか、光デジタル、同軸デジタル音声入力も装備する。USBオーディオプロセッサはC-Media「CM6631A」で、DACはTI/バーブラウンの「PCM1792A」を搭載する。

 IV変換用オペアンプはTI「LME4920」×2、ローパスフィルタオペアンプはTI「LME4562」、ヘッドフォン出力用オペアンプは「TPA6120A2」。IV変換用とローパスフィルタ用のオペアンプは交換可能となっており、音質調整などを楽しめる。

Xonar Essence STU本体
前面にヘッドフォン出力や2つのボリュームを装備
背面

 デジタル入力のほか、アナログ音声入力(ステレオミニ)も装備。出力端子は、アナログ音声×2(RCA)とヘッドフォン(ステレオ標準)×1。ボリュームノブを2つ搭載しており、ライン出力とヘッドフォン出力の音量を独立して変更できる。また、ヘッドフォン出力は2段階のゲイン切り替えが可能で、ローゲインモード(16Ω~32Ω)とハイゲインモード(32Ω~600Ω)が選択できる。電源はACアダプタ。消費電力は最大12W。

(臼田勤哉)