ニュース
ASUS、MUSES搭載USB DAC「Xonar Essence One」
オペアンプ交換版。600Ωヘッドフォン対応
(2013/6/14 11:46)
ASUSTeK Computerは、ヘッドフォンアンプ内蔵のUSB DAC「Xonar Essence One」に搭載するオペアンプを変更した「Xonar Essence One MUSES Edition」を6月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は73,000円前後。
発売中の「Xonar Essence One」に搭載しているI/V変換部分とローパスフィルタのオペアンプを、TIの「NE5532」から、新日本無線の「MUSES 01」に変更したモデル。「MUSES 01は多くのオーディオファンから愛されているオペアンプであり、Xonar Essence Oneとは違った音を楽しむことができる」という。なお、別途購入したオペアンプをユーザーが自分で交換する事もできる。
オペアンプ以外の主な仕様に変更はない。ヘッドフォンアンプを搭載したUSB DACで、DACはバーブラウンのPCM1795を、左右独立で2基搭載。24bit/192kHzまでのハイレゾ音源に対応しているほか、2/4/8倍のアップサンプリング機能も搭載。元データの整数倍にアップサンプリングすることで、非整数倍と比べて正確なデータが得られるとしている。CD音声(16bit/44.1kHz)の場合は、、352.8kHzに変換して処理する。オーディオプロセッサはC-Media Electronicsの「CM6631」。SN比は120dB。
ASIO 2.2に対応し、Bit Perfect再生が可能。非同期(アシンクロナス)伝送もサポートする。対応OSはWindows XP/Vista/7/8で、32bitと64bitの両方をサポート。WindowsではASIOドライバに対応する。MacはOS X 10.8以降に対応。
USBと光/同軸デジタル入力を各1系統装備。出力はバランス(XLR)とアンバランス(RCA)が各1系統。ヘッドフォン接続用に標準ジャックも1系統備えている。ヘッドフォンはインピーダンスが600Ωのハイインピーダンスなものまで対応。マスターボリュームとヘッドフォンボリュームは個別に制御できる。最大出力レベルは、バランスが4Vrms(Vp-p)、アンバランスが2Vrms(同)、ヘッドフォンが7Vrms(同)。
電源ユニットは本体に内蔵。外形寸法は230×261.33×60.65mm(幅×奥行き×高さ)。USBケーブルや電源ケーブルなどが付属する。