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今敏監督の「千年女優」がMGVC仕様で初BD化

'14年2月発売。ニュープリントテレシネ

千年女優
(c)2001 千年女優製作委員会

 バンダイビジュアルは、今敏監督のアニメ映画「千年女優」を、ニュープリントテレシネとHDマスタリングで初Blu-ray化。MGVC(マスターグレードビデオコーディング)仕様で、2014年2月21日に発売する。価格は6,090円(税抜5,800円)。

 2010年8月に46歳の若さで亡くなった今敏監督の作品で、2002年に公開された。監督・今敏、脚本・村井さだゆき、制作・マッドハウスと、「パーフェクトブルー」のスタッフが再結集して作り上げた。

 ニュープリントテレシネとHDマスタリングによるBD化となるほか、最大36bitの高階調映像を実現するパナソニックのMGVCに対応。対応するBDレコーダで再生することで、最大36bitの高階調映像を再生できる。

 音声はドルビーTrueHD 5.1chと、リニアPCMのドルビーサラウンドで収録しているが、ドルビーTrueHDでは「ドルビーTrueHD アドバンスド96kアップサンプリング」を使用。48kHz収録のマスターのBDビデオを製作する際に、特殊なフィルタとともに96kHzへのアップサンプリングを行なうことで、音質を改善するというもの。

タイトル 仕様 音声 品番 価格
千年女優 本編87分
特典4分
片面2層
16:9
1080p
(一部1080i)
MPEG-4 AVC/MGVC
(1)ドルビーTrueHD 5.1ch
(2)ドルビーサラウンド
(リニアPCM)
BCXA-0815 6,090円
(税抜5,800円)

 特典としてオーディオコメンタリを収録。今敏監督、三間雅文音響監督、千代子役の荘司美代子、小山茉美、折笠富美子が参加したもので、「千年女優 Collection Box」(DVD初回限定版)に収録したものを再録している。さらに特典映像として特報や予告編、テレビスポットを収録。特報と予告編はニュープリントによるテレシネを実施している。初回封入特典として氷川竜介氏による解説入り四つ折ライナーノートも同梱する。

あらすじ

 かつて一世を風靡した大女優、 藤原千代子。30年前忽然と銀幕から姿を消し、人里離れた山荘でひっそりと暮らしていた彼女の元に、時を越えて古びた小さな鍵が届けられた。あたかもその鍵が記憶の扉を開いたかのように、千代子が語り始めたその物語は、彼女が生きてきた70数年という現実の流れから溢れだし、“映画”という幻想の海流を通って、遙か戦国の昔から、見果てぬ未来の彼方まで広がって行く。

 閉ざされた想い出に隠された千代子の秘密とは? 鍵が開いた空白の時は何を意味するのか? 錯綜した記憶の彼方にこそ千代子の真実が浮かび上がる。

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(山崎健太郎)