今敏監督のTVアニメ「妄想代理人」が8月にBD-BOX化
-3枚組で26,250円。監督直筆絵コンテなど特典豊富
妄想代理人 Blu-ray BOX【初回限定生産版】 ※ジャケットとは異なります (C)今 敏・マッドハウス/「妄想代理人」製作委員会 |
WOWOWで、2004年2月から放送されたテレビアニメ。「パーフェクトブルー」や「千年女優」、「東京ゴッドファーザーズ」などを生み出し、2010年8月に46歳の若さで亡くなった今敏監督が手掛けた、唯一のテレビアニメシリーズ。「監督の残したものを忘れないために、感謝の意もこめてBD-BOXとして発売する」(角川)という。
タイトル | 仕様 | 音声 | 品番 | 価格 |
妄想代理人 Blu-ray BOX 【初回限定生産版】 | 片面2層×3枚 本編325分 16:9 1080i | (1)日本語 (リニアPCMステレオ) | ACXA-10833 | 26,250円 |
全13話を、片面2層のディスク3枚に収録。収録時間は325分となる。
ケースはオリジナル三方背BOX。特典として、第1話の、今敏監督直筆絵コンテをマルチアングルで収録。さらに、「今監督×平沢進対談映像」、「今監督×精神科医・斎藤環氏対談映像」、予告篇、プロモーション映像も収録。さらに、オーディオコメンタリーの「妄想ラジオ」も収録する。
封入特典は、設定資料とブックレット。
東京・武蔵野で通り魔事件が発生。被害者は大人気キャラクターデザイナーの月子。その供述から「バットを持ち金色のロ-ラーブレードを履いた少年“少年バット”」が犯人として指名手配される。警察の必死の捜査にかかわらず犯人の痕跡はゼロ。月子の供述が不明瞭なことから、警察は次第に“事件は追い詰められた月子が作り上げた嘘なのでは?”と疑い始める。少年バットとは誰なのか? それとも、ただの“嘘”なのか?
練りこまれた脚本と監督独特のテイストで描かれた、謎が連鎖するミステリー・サスペンス。脚本は「とある科学の超電磁砲」、「世紀末オカルト学院」の水上清資、キャラクターデザインは「パプリカ」、「もののけ姫」の安藤雅司、音楽はミュージシャン平沢進が担当している。アニメーション制作はマッドハウス。
(2011年 6月 3日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]