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パナソニック、プラズマ撤退報道に「決定した事実はない」

 パナソニックは9日、「プラズマテレビやPDP生産から撤退する方針を固めた」との報道について、「現在決定した事実はない」とのコメントを発表した。

 報道は、「2013年度末をもってプラズマテレビの生産を終了する」というもの、パナソニックでは、「PDP事業に関する本日の報道内容は、当社が公表したものではない。PDPの事業戦略については、様々な検討をしているが、現在決定した事実はない」との声明を出している。

 パナソニックのプラズマテレビ事業撤退については、これまでも幾度か報じられてきた。同社の津賀社長は、3月の中期経営方針説明で、「(プラズマ撤退の)可能性はゼロではない。どんな技術、どんな商品でも未来永劫続くことはないが、頑張れる限り頑張る」とコメントしていた。

(臼田勤哉)