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KDDI、Smart TV Boxの録画番組再生・ムーブに対応したiPhone/iPad向けアプリ

Smart TV Remote for iOS

 KDDIは28日、CATV向けSTBの「Smart TV Box」と連携し、iPhone/iPadから録画番組を視聴したり、STBを制御できるようにするアプリ「Smart TV Remote for iOS」を公開した。無料でダウンロードできる。iOS 5.1以上のiPhone 4S/5/5s/5c、iPad mini、第2世代以降のiPadに対応する。

 同様のアプリはAndroid向けには既に提供しているが、新たにiOS端末でも利用できるようになった。無線LAN経由でSmart TV Boxと連携し、STBで受信中の番組や、STBに接続したHDD(別売)に録画された番組を、iPhone/iPadから視聴できる。さらに、ムーブ機能も備え、録画番組をiPhone/iPadに転送し、外出先で視聴する事もできる。

EPGからの録画予約もできる

 最大8日分のEPGをiPhone、iPadに表示し、番組の詳細情報の表示や番組の視聴、番組の検索、録画・視聴予約も可能。

 「ビデオパス」の動画や、インターネットの動画検索も可能。これらにある動画を一括で、キーワード/ジャンル検索できる。

Smart TV Box採用のCATVが100局を突破

Smart TV Box

 Smart TV Boxを採用したケーブルテレビ事業者は、10月27日に100局を突破した。今後も、ジュピターテレコムが11月から関西・九州・山口エリアでSmart TV Boxによるスマートテレビサービスの提供を開始予定。これにより全国で33社104局となり、全国のケーブルテレビ多チャンネルサービス利用者の65%以上がSmart TV Boxを利用できるようになるという。

 Smart TV Boxは2012年11月に、世界初となるAndroid 4.0を搭載したSTBとして提供を開始。11カ月で累計出荷台数は10万台を超えている。

(山崎健太郎)