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オーディオ協会、ホームシアター映像調整のガイドラインを公開

 日本オーディオ協会 デジタルホームシアター普及委員会は、ホームシアターの映像調整方法などをまとめた「ホームシアター映像 調整・環境 ガイドライン」(基礎編:Ver.1.0)を18日に発行した。

 適正な視聴距離など、快適かつ高品位なシアターに欠かせない情報をガイドラインとしてまとめたもので、PDFで13ページの冊子として無償で配布している。設置者(ユーザー、販売店、インストーラなど)に向け、設置条件に適した画面サイズや、観察角度、輝度、色温度などの推奨値/許容範囲を示している。

 ガイドラインでは、リビングで快適にフルHDテレビを観る際の視聴距離としては3.9H~5.9Hを推奨(“H”は画面高さ。3Hは[画面高さ×3])。プロジェクタでは2.4H~2.7Hを勧めている。また画面輝度や映像モードや色温度設定の基本的な考え方などを紹介している。

(臼田勤哉)