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富士通テン、ユニット背面対向配置のサブウーファ。「スピード感とパワー感を両立」

TD725SWMK2

 富士通テンは、「ECLIPSE ホームオーディオシステム」の新商品として、アクティブサブウーファ3機種を発売する。価格と発売時期は、25cm径ユニットを使った「TD725SWMK2」が504,000円、20cm径の「TD520SW」が262,500円で、2014年2月発売。16cm径の「TD316SWMK2」が115,500円で、2014年3月末。

 サブウーファとしては小口径のドライバを2基、背面対向で設置する「R2R TWIN DRIVER」構造を採用しているのが3機種共通の特徴。ユニットはアルミシャフトで結合する事で、相互作用を利用した強固な足場と、大口径のドライバ並という振幅量を確保。小口径ドライバのスピード感と、大口径ドライバのパワー感を両立したとしている。

 パワーアンプも内蔵し、小型でエネルギー変換効率の高いデジタルアンプを採用。サブウーファ本体の容積効率向上と、高いエネルギー変換効率を確保したという。

TD725SWMK2
TD520SW
サブウーファの使用イメージ

 上位モデルの「TD725SWMK2」は、従来の「TD725sw」と比べ、エンクロージャの容積を26%大型化。ユニットも全面改良し、フレームの素材を鉄からダイキャストに、振動板の紙にケブラー繊維を混入させるなど、剛性を高めた。

「TD725SWMK2」と「TD725sw」の違い
内部で背面対向配置している

 TD725SWMK2とTD520SWは、ライン入力を2系統設けており、セレクター機能も搭載。AVアンプやステレオプリメインアンプと接続する場合でも、配線をつなぎ替えずに付属の赤外線リモコンで入力切替が可能。音量調整や位相切替、モード切替などが行なえる。

TD725SWMK2の背面
TD520SWの背面

 ローパスフィルタをバイパスする機能も備え、AVアンプ側のローパスフィルタなどを使う事も可能。低音の遅れを抑制できるという。

モデル名TD725SWMK2TD520SWTD316SWMK2
(予定スペック)
発売時期2014年2月2014年3月末
価格504,000円262,500円115,500円
ユニット25cm径×220cm径×216cm径×2
定格出力500W250W150W
ローパスフィルタ30Hz~150Hz
(ON/OFF切り替え付き)
40Hz~200Hz
(ON/OFF切り替え付き)
入力端子ステレオLINE入力×2
スピーカーレベル×1
XLRステレオ×1
ステレオLINE入力×2
スピーカーレベル×1
ステレオLINE入力×1
スピーカーレベル×1
出力端子ステレオLINE×1
スピーカーレベル×1
消費電力110W65W40W
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
545×524×500mm459×444×420mm399×384×360mm
重量約51kg約37kg約25kg

(山崎健太郎/中林暁)