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ヘッドフォンアンプ/USB DAC「DR.DAC3」を12月13日発売

24bit/192kHzやオペアンプ交換対応で実売47,800円

DR.DAC3

 WiseTechは、ヘッドフォンアンプ搭載USB DAC「DR.DAC3」の発売日を12月13日に決定した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は47,800円前後。10月26日/27日開催の「秋のヘッドフォン祭 2013」で披露され、11月の発売を予告していた。

 DR.DAC3は、DR.DACシリーズの最上位モデル。DACチップにTI/バーブラウンの「PCM1794」(ダイナミックレンジ129dB)を搭載し、USB接続で最高24bit/192kHzに対応。光/同軸デジタルとアナログ(RCA)の入力も各1系統備える。Windows用ドライバを用意するほか、ASIOにも対応。Windows Vista/7/8でQsoundエフェクトやイコライザも利用できる。Mac OS Xでは標準ドライバで動作する。

 出力端子はアナログ音声(RCA)×1と標準ヘッドフォン×2のほか、光デジタル出力も装備。USBから入力して光デジタル出力するDDC機能が利用でき、ドルビーデジタル/DTSのパススルーも可能。入力音源のサンプリングレートが分かるLEDインジケータや、入力/出力のセレクタスイッチを前面に備える。

 ソケット式のオペアンプを4カ所に搭載し、従来モデルと同様にユーザーの好みに応じてオペアンプの交換が可能。アナログバッファとFDO(Full Differential Output)回路後段に新日本無線の音響用オペアンプ「MUSE8920」を搭載する。

 デュアルヘッドフォンアンプ搭載で、アンプチップは「TPA6120A」。ヘッドフォン出力は2系統で、対応ヘッドフォンインピーダンスは1系統が16~300Ω。もう1系統が300~600Ω。外形寸法は140×111×30mm(幅×奥行き×高さ)、重量は400g。

(臼田勤哉)