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NTT西、光BOX+とテレビで音声対話検索ができる「スマートナビットさん」

光BOX+ HB-1000

 NTT西日本は、STB「光BOX+」(HB-1000、HB-100)で音声対話型検索サービスを利用できるコンシェルジュアプリ「スマートナビットさん」を3月4日より提供開始する。サービスの利用、およびアプリのダウンロードは無料。

 Androidスマートフォンから話しかけて音声を入力し、「光BOX+」を接続したテレビ画面のキャラクターと対話することでインターネット検索ができるサービス。テレビを活用した音声対話型検索サービスは、国内初としている。利用には、Androidアプリ「スマートフォン用リモコンアプリ」(無料)が必要。iOS端末では利用できない。

 テレビを利用したインターネット検索で課題だった、リモコンを使った文字入力の煩雑さや、ページ遷移の操作を改善。音声入力と対話による絞込み検索により、目的の情報にたどり着くまでの手順やステップ数を減らせることが特徴としている。

 検索できるコンテンツは、天気予報やレストラン情報、乗換案内、動画など。例えば、「神戸でイタリアン」と話しかけると、キャラが「予算は?」、「用途は?」などの質問により、情報を絞り込んで検索してくれる。コンシェルジュキャラクターには、フレッツ公式サイトのナビゲーターである「ナビットさん」を起用。ナビットさんの音声は、エーアイの音声合成エンジン「AITalk」を使用し、対話型エージェントシステムとして、イナゴの「netpeople」を利用している。

利用イメージ

 「光BOX+」は、テレビに接続して、インターネット動画やニュース・天気情報など様々なコンテンツを利用できる小型STB。最新モデルのHB-1000は、2013年6月発売で、価格は8,800円。販売はNTT西日本エリアで行なわれ、設置サービス(有料)などのサポートは富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県に限られるが、購入とサービスの利用はその他の地域でも可能。回線契約は不要。

(一條徹)