JVA、1月のビデオソフト売上は前年同月比1割減に。ヒット作なく低迷

　日本映像ソフト協会(JVA)は4日、2014年1月度のビデオソフト売上速報を発表した。ソフト全体の売上金額は、前年同月比90.9%の166億8,700万円、売上本数は同91.2%の492万9,000枚で、金額・枚数とも前年同月を割り込んだ。JVAでは減少の理由について、「前年同月には『BRAVE HEARTS 海猿』のリリースがあり、当月はこれに匹敵するタイトルがなかったことが大きな要因」としている。

　2014年1月のBDビデオ全体の売上金額は前年同月比96.9%の52億6,500万円で、数量は同91.8%の110万5,000枚。ビデオソフト全体におけるBDの金額構成比は31.6%で、数量の構成比は22.4%。

　BDビデオの内訳は、販売用の売上額が前年同月比99.8%の48億9,500万円、数量は同93.6%の97万8,000枚。レンタル店用は売上額が同68.8%の3億6,300万円、数量が同78.6%の12万5,000枚。

　DVDビデオ全体の売上額は前年同月比88.4%の114億2,200万円。数量は同91%の382万3,000枚。DVDビデオの内訳を見ると、販売用DVDは前年同月比84%の65億1,100万円、数量は同74%の181万3,000枚となった。レンタル店用は売上額が同96.1%の48億3,700万円、数量は同115.7%の199万4,000枚。

　2014年1月度の新作BDビデオは販売用が前年同月比132.9%の190タイトル、レンタルは同122%の50タイトル。新作DVDは販売用が同104.1%の434タイトル、レンタルは同92.2%の472タイトルとなっている。