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ヤマハ、AVアンプ制御アプリをアップデート。ロータリーボリューム再現。DSP調整も可能に

新たにロータリーボリュームのグラフィックを追加。実物のボリュームノブのような気持ちで操作できる

 ヤマハは、同社AVアンプの制御などが可能なスマートフォン/タブレット用アプリ「AV CONTROLLER」を4.00にアップデート。UIのデザインが新しくなり、ロータリーボリュームのグラフィックに触れて音量調整が可能になる。また、RX-Vx77シリーズと組み合わせると、シネマDSPのパラメーター調整もアプリから可能になる。

 アプリはiOSとAndroidに対応。iOSは5.0以降が必要で、第3世代以降のiPod touch、iPhone 3GS以降、iPadをサポート。AndroidはOS 2.1以降に対応する。

左が従来のGUI
右が新GUI。アイコンデザインなども変更されている
タブレットでロータリーボリュームを表示しているところ

 iOS版では、iOS 7のガイドラインに沿った新デザインとなり、DSP選択機能にイメージイラストを追加。アイコンもシンプルになった。さらに、ロータリーボリュームノブをアプリ内に表示。そのノブを操作して音量調整ができる。

 2014年以降発売のネットワーク対応アンプ(RX-V477/V577)と組み合わせると、より細かな機能が利用可能。DSPモードのパラメーター調整ができ、ベーシックモードではピンチ&スワイプ操作で空間の広さを操作、アドバンスドモードではDSPレベル、ルームサイズなどの各パラメーターを調整できる。マルチチャンネルステレオでは、高さを含めたバランス調整もアプリから行なえる。

ベーシックモードではピンチ&スワイプ操作で空間の広さを操作
アドバンスドモードではDSPレベル、ルームサイズなどの各パラメーターを調整可能

(山崎健太郎)