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zionote、USB DACをネットワークプレーヤーとして使える、SOtM製「sMS-100」

SOtMの「sMS-100」

 zionoteは、手持ちのUSB DACを、パソコンに接続せず、ネットワークオーディオプレーヤーのように使える機器として、SOtMの「sMS-100」を4月1日に発売する。価格は54,000円。

 Ethernet端子を1系統、USB 2.0端子を3系統搭載。LANに接続し、USB端子にパソコン用のUSB DACを接続。「sMS-100」がネットワークプレーヤーとして動作し、スマートフォン、タブレット、パソコンなどから操作し、NASなどに保存した音楽ファイルを再生すると、接続したUSB DACから音が出せる。パソコンを使わずにUSB DACを利用でき、ネットワークプレーヤーのように使うことができる。「sMS-100」単体で音を出す事はできない。

USB DACを接続するUSBポートを3系統備えている

 ネットワーク再生はDLNA、AirPlay、SqueezeLite、MPDに対応。再生対応フォーマットはAAC、AIFF、 ALAC、FLAC、MP3、WAV、DSD(DoP)。PCMは最大24bit/384kHzまで対応するが、音が出せるのは接続するUSB DACが対応しているデータまでとなる。

 接続できるUSB DACは、USB Audio Class 1.0/2.0対応機器で、パソコンのようにドライバのインストールや設定をせずに利用できるのが特徴。「パソコンの不安定さ、OSや再生ソフトの音の違いから解放される」(zionote)とする。

 zionoteでは、サーバーソフトとしてLogitecMediaServerの利用を提案。制御用ソフトとしてiOS向けに「iPeng」、「iPeng for iPad」、「Squeezepad」、「Logitech Squeezebox Controller」、Android向けに「Squeeze Commander」、「SqueezePlayer」などを紹介している。パソコンから、Webブラウザで操作する事も可能。

 外形寸法は105×150×53mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約700g。

(山崎健太郎)