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ラトック、コンポをネットワーク対応にできるDLNAミュージックレシーバ

ミュージックレシーバ「REX-LinkWF1」

 ラトックは、ネットワーク非対応のコンポなどを、ネットワークプレーヤーとして利用できるようにする、ミュージックレシーバ「REX-LinkWF1」を4月下旬に発売する。価格は18,144円。

 IEEE 802.11b/g/nの無線LANと、Ethernetを搭載。DNLA1.5とUPnPに対応したミュージックレシーバ。ステレオミニの出力端子を備えており、NASなどに保存した音楽ファイルをLAN経由で再生し、ステレオミニから出力。それをコンポなどの外部入力に接続して利用する。

背面。ステレオミニ出力を備えている

 対応フォーマットはFLAC、Apple Lossless、AIFF、WAV、WMA、AAC、MP3。16/24bit、96kHzまでのデータが再生できるが、24bitのデータは再生時に16bitにダウンコンバートされる。転送過程では音源の圧縮は行なわない。

 無線LANはWPSに対応し、ボタン1つで設定可能。選曲や再生操作はスマートフォンやタブレット向けのアプリ「WiPlayer」を利用し、iOS/Android版を用意。パソコンのDLNA対応プレーヤーソフトから再生させる事もできる。

 同一ネットワーク内であれば、複数台を同時に接続し、グループ再生させる事も可能。無線LAN接続時は最大6台、有線LANでは最大10台の接続が可能で、カフェやレストラン、パーティー会場などでも利用できる。なお、グループ再生には専用アプリ「WiPlayer」が必要。

 対応環境はスマートフォン/タブレットがiOS 6以降、Android4.0以降。パソコンはWindows 7/8/8.1に対応する。外形寸法は約112×95×26mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約80g。電源は付属のACアダプタを利用する。

(山崎健太郎)