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NTT西、甲子園の阪神戦を4K HEVC映像でリアルタイム伝送。ビアガーデンで240型上映

 西日本電信電話(NTT西日本)は、阪神甲子園球場でのプロ野球中継において、4K映像のリアルタイム配信技術「4K H.265/HEVC over Internet」のトライアルを7月21日~8月3日の阪神タイガース戦にて実施。配信された4K映像を大阪・あべのキューズモールに設置予定の240型4Kマルチスクリーンに上映する。時間は18時からで、詳細な日程と試合数については調整中としている。

4K映像配信トライアルの概要

 阪神甲子園球場に設置予定の4Kカメラで撮影したプロ野球の映像をHEVC/H.265で圧縮、NTT西日本の商用ネットワークサービス「ビジネスイーサ ワイド」の回線を通じて、あべのキューズモールへリアルタイム配信する。配信された4K映像は、あべのキューズモール 3階スカイコート内のビアガーデンに設置予定の240型(5.3×3m)4Kマルチスクリーンに映し出し、「阪神甲子園球場で野球観戦しているような臨場感でビールを楽しめる」としている。

 NTT西日本は今回のトライアルを通じ、市場動向などを参考にしながら「ビジネスイーサ ワイド」を活用したライブビューイングソリューションの提供に向けて取り組むという。

(中林暁)