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ソニー、HDDオーディオ「HAP-Z1ES/S1」の楽曲検索性を向上
HDD内の楽曲情報の修正を容易に
(2014/7/8 13:05)
ソニーは、HDDオーディオトランスポート「HAP-Z1ES」と、アンプ内蔵のHDDオーディオプレーヤー「HAP-S1」のソフトウェア/アプリアップデートを8日から開始した。検索性の改善など多くの機能向上が含まれている。
いずれもHDDハイレゾオーディオプレーヤーだが、HAP-Z1ESはDSDリマスタリングやフルサイズ筐体を採用した上位モデルで直販価格は189,000円。HAP-S1は500GB HDDに加え、40W×2chアンプも内蔵し、単体でハイレゾを楽しめるプレーヤー。直販価格は76,000円。
アップデート内容はHAP-Z1ESとHAP-S1共通で、本体ソフトウェアとアプリの「HDD Audio Remote」、パソコン用の転送ソフト「HAP Music Transfer」が更新される。アップデート後のHAP-Z1ES/HAP-S1本体ソフトウェアバージョンは「13078R」。HAP Music TransferはVer.1.1.0。
本体とHDD Audio Remoteのアップデートにより、新たに同一フォルダ内のアルバムの統合に対応。ファイルにタグデータを付けられないWAVファイルなどのアルバム転送時などに発生してしまっていたアルバムの分割を修正できるようになる。また、従来はトラック単位でしか取得できなかったミュージック情報の再取得が、アルバム、フォルダ単位で行なえるようになった。
また、アルバムトラック順のソートにディスク番号を反映できるようになった。これにより、2枚組のアルバムで、同じトラック番号の楽曲が並んでしまうなどの症状を解消できるとする。スリープタイマーの設定も従来の30分に加え、1時間までを10分単位で設定可能になった。アプリのHDD Audio Remoteは、フォルダやファイル単位のミュージック情報編集に対応した。
本体のアップデートで、インターネットラジオのPower On Resumeに対応。これにより、最後にラジオを聞いて電源をオフにした場合、次に電源を入れた場合に前回聞いていたラジオ局が再生されるようになる。また、再生画面からもスリープタイマー設定可能となった。
パソコン用の楽曲転送ソフト「HAP Music Transfer」は新たにIPアドレスで機器を選択できるようになった。