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アイ・オー、録画番組を引き継げるSeeQVault対応のDIGA推奨USB HDD

 アイ・オー・データ機器は、接続機器が変わっても録画番組を引き継げる新著作権保護技術「SeeQVault」に対応したUSB HDD「AVHD-AUSQシリーズ」を12月上旬に発売する。価格は2TBモデルの「AVHD-AUSQ2.0」が22,100円、3.0TBの「AVHD-AUSQ3.0」が26,600円。

AVHD-AUSQシリーズ

 東芝やパナソニック、サムスン電子、ソニーらが共同開発した次世代著作権保護技術のSeeQVault(SQV)に対応した録画用のUSB 2.0 HDD。同じメーカーの対応機器同士の組み合わせであれば、録画したテレビやレコーダ以外でも接続して再生できるため、テレビやレコーダを買い替えた後でも引き続き利用できるのが特徴。なお、録画番組を引き継げるテレビ/レコーダはメーカーにより異なる。

 パナソニックのBDレコーダ「DIGA」に搭載されているHDDと同等のAV用ハイグレードカスタムHDDを内蔵。振動を抑えた騒音の少ないHDDで、長時間加速エージングによる高基準の品質検査にも合格したもののみを使用し、全データ領域の品質検査を実施しており、録画失敗のリスクを大きく低減しているという。DIGAと、テレビの「VIERA」推奨のHDDに認定している。ATA-7規格のAVコマンドにも対応する。東芝「レグザブルーレイ」のSQV対応モデルでも使用可能。パソコンのHDDとしても利用でき、対応OSはWindows 7/8/8.1。

 電源はACアダプタを使用。外形寸法は196×124×43mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.1kg。USBケーブル(1.5m)が付属する。

(中林暁)