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初代PS発売から20周年、“初代カラー”のPS4が全世界で限定12,300台発売

 ソニー・コンピュータエンタテインメントは、1994年12月3日の初代プレイステーションの発売から20年を記念し、初代を彷彿とさせるカラーやロゴマークを採用した「PlayStation 4 20周年アニバーサリー エディション」を、日本、北米、欧州で12月3日から順次発売する。日本での価格は49,980円。初代PSの発売日にちなみ、全世界合計12,300台の数量限定モデルとなる。

右が初代PS、左が「PlayStation 4 20周年アニバーサリー エディション」の本体。初代を彷彿とさせるカラーを採用している

 初代PSは、リアルタイム3DCGによる映像表現や豊富なゲームソフトラインナップなどが支持され、2004年5月には据え置き型の家庭用ゲーム機として初めて世界累計生産出荷台数1億台を突破した(初代PSとPS Oneの合計)。

 限定販売されるPS4の20周年アニバーサリー エディションは、「初代PSを彷彿させ、当時お楽しみいただいた方には懐かしく、初めて触れる方には新鮮味を感じていただける特別モデル。これまでの20年間、共に歩んできたユーザー、ライセンシー、ビジネスパートナーの皆様への感謝と、これからの未来をまた皆様と一緒につくっていきたいという願いを込めて作った」(アンドリュー・ハウス社長 兼 グループCEO)という。

 500GB HDDを内蔵したPS4で、カラーは初代PSの本体色を再現した「オリジナル・グレー」を採用。PS4本体だけでなく、PlayStation Camera、ワイヤレスコントローラーの「DUALSHOCK 4」、縦置きスタンド、モノラルヘッドセットも、同じカラーとなる。

本体、DUALSHOCK 4、PlayStation Cameraいずれもオリジナル・グレーカラーを採用している
本体前面
本体背面
PlayStation Camera
左がDUALSHOCK 4、右が初代PSのコントローラー
内容物一覧

 また、本体やDUALSHOCK 4、PlayStation CameraにあしらわれたPSファミリーマークも、初代PSを意識した配色になっている。

 本体とDUALSHOCK 4のタッチパッドの表面には、「△○×□」ロゴマークをアレンジした「△2○×□」のモチーフを配置。○を“数字の0”に見立て、20周年を表現している。本体の前面右下には、1から12,300までのシリアルナンバーを刻印したプレートも装備している。

本体のロゴマークも初代PSを意識した配色に
シリアルナンバープレートも

 パッケージの中央にも、PlayStation 20th Anniversaryロゴを配置。スリーブとの2層パッケージになっている。

パッケージ

ソニーストアで抽選販売。最初の1台はオークション

 ソニーストアでは、3日の午後7時から、12月10日午前11時まで、抽選販売の購入申込みを受け付ける。申込期間終了後、抽選の上、登録したメールアドレスへ結果が連絡される。製品が届くのは2014年12月21日以降の予定。なお、最初の1台となるシリアルナンバー「00001」はオークション形式で販売し、収益金は寄付するという。オークションの詳細は専用サイトでアナウンスされる。

(山崎健太郎)