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補聴器の技術で様々な耳にフィットするBlueGearのイヤフォン「CS-2」

 zionoteは、イヤフォンなどを手掛けるBlueGearブランド製品の輸入販売を2015年より開始。第一弾として、イヤフォンの「CS-2」を1月に発売予定。予定価格は36,000円(税込)。直販ストアのzionoteDirect登録メンバー限定で、モニター販売を2014年12月19日から実施する。

BlueGearブランドの第一弾イヤフォン「CS-2」
内部構造

 BlueGearは、「補聴器の世界的メーカーと、最新のイヤフォン技術が融合してできたブランド」という。補聴器のノウハウを用いて、様々な大きさや形の耳で、高いフィット性が得られるという形状が特徴。着脱も簡単で、「動いたりケーブルの引っ張りでも外れにくく、傷みも無いように考え抜かれたデザイン」だという。

 ドライバはバランスド・アーマチュアユニットを2基搭載。再生周波数帯域は20Hz~19kHz。感度は109dB。インピーダンスは22Ω。

 2012年の秋のヘッドフォン祭りとポータブルオーディオフェスティバル(ポタフェス)で初披露され、以降、音質を高めるために、ユニットの位置と向き、外部と内部の形状などの研究と調整を繰り返し「そこから更に2年以上かけて作り込んだ」という。

 ケーブルを耳の後ろに回す装着タイプで、ケーブルは断線を防ぐ耐久性を備えているという。また、断線した場合も着脱が可能で、ケーブルを交換できる。ケーブルの長さは138cm。入力端子はステレオミニ。シリコンとComplyのイヤーピースを同梱する。重量は約16g。

(山崎健太郎)