ニュース

DTS、新オブジェクトベースオーディオ「DTS:X」は3月に詳細発表

 米DTSは12月30日(現地時間)、次世代のHDオーディオソリューション「DTS:X」を発表した。2015年中に、デノンやIntegra、Krell、マランツ、オンキヨー、パイオニア、ヤマハなどのAVアンプに採用される見込み。

 従来のようなチャンネルベースのサラウンドでなく、オブジェクトベースのオーディオソリューションとして提案。DTSが数年来研究してきた技術を用い、DTS-HD Master Audioを引き継ぐ規格として推進する。2015年3月により詳細な情報を含めて正式発表予定という。なお、11.1chサラウンドソリューションの「DTS Neo:X」とは別系統の技術となる。

 大手AVアンプメーカーでの採用が確定しており、今後さらに対応メーカーが拡大予定。AVアンプ用のDSPプラットフォームにおいても、Cirrus LogicやAnalog Devices、TIらがサポートを発表している。

(臼田勤哉)