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コルグ、“ツナ缶”のようなケースの「チューナー缶」

ギター/ベース用チューナ40周年の限定モデル

 コルグは、ギター/ベース用のチューナ新製品として、缶詰のようなパッケージを採用した限定モデル「チューナー缶(Canned Tuner)」を6月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、3Dビジュアルメータ採用のチューナ「Sledgehammer Pro」が入った「SH-PRO-CAN」が3,700円前後、シンプル機能の「Pitchclip」が入った「PC-1-CAN」が1,000円前後。PC-1-CANは2トーンカラーで、青×黒(BL)、オレンジ×黒(OR)、赤×黒(RD)の3種類を用意する。

左の黒い缶のモデルが「SH-PRO-CAN」、魚が描かれた缶が「PC-1-CAN」

 “ツナ缶”のようなパッケージに入ったクリップ型のチューナ。本体は既発売のモデルで、ギターなどの楽器のヘッド部に取り付けてチューニングできる。コルグのチューナ誕生40周年を記念した限定販売品で、プレゼントなどの用途も想定している。蓋を開けたあとの缶は、チューナの保存容器として使用可能。

Sledgehammer Proが入った「SH-PRO-CAN」

 Sledgehammer Proは、±0.1セントの高精度クリップ型チューナ。3Dビジュアルメーターを採用し、視認性を向上。筒型のボディにシャトルスイッチを備え、演奏中でも片手で操作できる。音律は12平均律、測定範囲(サイン波)はクロマチック:A0(27.50Hz)~C8(4186Hz)、基準ピッチ範囲は436~445Hz(1Hz単位)。CR2032型リチウム電池で動作し、連続使用時間は約14時間。外形寸法は、62×53×62mm(幅×奥行き×高さ)、電池を含む重量は28g。

 Pitchclipは、シンプルで低価格なクリップ式チューナ。音律は12平均律、測定範囲(サイン波)は、AO(27.50Hz)~C8(4186Hz)。測定精度は±1セント。電源はCR2032リチウム電池で、連続使用時間は約17時間。外形寸法は52×34×24mm(幅×奥行き×高さ)、電池を含む重量は18g。

Pitchclipが入った「PC-1-CAN」。左から順に青×黒、オレンジ×黒、赤×黒

(中林暁)