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ハロのような踊るソニー製Bluetoothスピーカー、11日から一般店舗で販売開始

 ソニーは、踊るBluetoothスピーカー「BSP60」を、7月11日から家電販売店、ソニーストアなどで発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は38,000円前後。カラーはブラック。

踊るBluetoothスピーカー「BSP60」

 同スピーカーは、Xperia Z4の関連アクセサリとして、auが販売する「au +1 collection SELECT」や、Xperia Storeで7月中旬からの発売が予告されていた。今回、一般の販売店でも発売される事が明らかになった。

 球形のBluetoothスピーカー。一見すると黒いボールだが、前面にディスプレイを内蔵。時計や再生中の楽曲情報などを表示するほか、上部の左右にある円形のスピーカーカバーがせり出し、内部のLEDが明滅。底部には車輪も備えており、音楽に合わせて独自のアルゴリズムで動き、光りながらサウンドを奏でるのが特徴。

 スマートフォンとBluetoothで連携し、アプリから制御して利用するのが基本的な使い方。最大の特徴は、音声操作ができる点で、「OK、スピーカー」と呼びかけるとボイスコントロールモードが立ち上がり、「◯◯を再生」とアーティスト名や楽曲名を話すと、スマートフォンに保存されたその曲を再生してくれる。

 ボイスコントロール機能では音楽再生に加え、日付/時計、電話、アラーム、スケジュール、天気、不在着信の情報、タイマー、SMSなどの情報を読み上げさせる事も可能。

底部に車輪を搭載。これでアクションを行なう
Smart Bluetoothスピーカー BSP60の動作デモ

 前面のディスプレイは128×100ドットで1.6インチのモノクロ有機LED。音楽再生中にダンスするほか、ユーザーからの問いかけに動きながら考えるといったアクションをする。

 スマホ側から操作する際には、アプリ「Smart BluetoothSpeaker BSP60」を利用する。対応端末は、Android 4.4以上。Bluetooth 3.0に準拠し、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFPに対応。コーデックのLDACには対応しない。天面にNFCマークを装備。最大出力は2.5W。充電用のUSB端子も備えており、音楽の連続再生時間は約5時間、待機時間は約15時間。直径は約100mm、重量は約349g。

(山崎健太郎)